21日。
この日は、6月の新夜想の会に来て下さったいIさんのところを訪ねた。
何でもお友だちにアメリカで前世療法の資格を取っている方がいて、帰国しているという。
その方に会えるということもあって、「デウス・エクス・マキーナ」のゲラを編集の方に渡した後、Iさんのところへ。
しかし、到着時刻が約束よりも早すぎ、しばらく岡山駅あたりで時間を潰す。
そして商店街を戻ってくる途中、また不思議な現象が!
「あれ、zephyrさん?」
商店街の歩道ですれ違った人は、かつてSKホテル厨房にいた人で、以前一度占いをしてあげた男性Tさんだった。
「うわあ、こんなところで……今どうしてらっしゃるんですか」
近況報告を受け、安心。
私もSKホテルを退職したことを告げる。
「zephyr先生?」
そうしたらこれから訪ねようとしているiさんが、自転車に乗ってそこに。
ほんの少しの時間差。ちょっとした思考の気まぐれがあったら、そのTさんとは遭遇していない。
信じがたい偶然だ。
Iさん宅で、Iさんのご主人としばしのお話(といっても二時間近かった?)。
その後、Iさんとの面談。
それが終わるころに、前世療法の資格を取得されている方がお見えになった。
オール・グリーン。
その方に対して抱いた印象だ。
自分にとっての印象だが。
前世。
私にも興味があるし、機会があれば知ってみたいとも思う一方、それが絶対に必要なものだとも思わない(少なくとも自分にとっては)。
今がやはり一番だと思うから。
もちろん、そういった療法が有効で、必要な人もいるだろう。
そういった方々には、大きな福音だ。
しかし、知ってみたいという知的欲求は強い、かな?
さて、その後、Iさん、薫葉君、夜想の会にも来て下さっているSさんら四人で夕食を。
Sさんは私が15年間に及ぶホテル勤めを終えたことを知り、食事をごちそうして下さると。
ご厚意に甘えた。
ごちそうさまでした。