虹を見た後で |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

まったく、面白い。
私の運命は、どこまで面白くプログラムされているのだろうか。
そういう実感を持つ今日この頃。
新しい扉を開こうとしているのだが、それは今までの私がまったく体験したことのない扉だ。
私がそこへたどり着いたというよりも、扉の方から私の目の前に立ち現れてきたような感がある。不可思議な導きによって。
このようなことがこの世にはあるのだろうか、と思う。
強運とか幸運とか、単純に片づけられない類のものだ。

先日の記事のあるように、二重の虹を見た。
これは瑞兆と思っていたが、やはりそれは今後の大展開の兆しであったようだ。
私という魂を運ぶ特急列車は、今難所を貫通するトンネルに入ろうとしている。
それは暗いトンネルではない。
目的地に一刻も早くたどり着くためのトンネルだ。
乗り遅れないようにしよう。

ところで(特急列車で思い出したが)。
先日、女探偵Kと友人のS.M君と三人で飲みに行った。
私はあまり外で飲むことをしない人間なのだが、実に楽しい一時であった。
Kからは「せんせのイメージがまた崩れ落ちた」と烙印を押されてしまった。まあ、いいんだけどね。
焼鳥屋でしこたま飲んだ後、勤め先のホテルのバーに河岸を変えた。
「かし? かしって何?」と、K。
携帯電話の辞書で単語の意味を出す。河岸を変えるという単語を知らなかったK。
焼鳥屋でこんにゃくを注文すると、それの匂いを犬のようにくんくん嗅ぐK。
けっこうめちゃくちゃな手相を嘆くK。
来るときに間違えて特急列車に乗ってしまい、特急料金を追加で払ったK。
まったくおもろい娘(こ)や、君は。
S.M君と二人、楽しませてもらいました。

また、このような時間が持てればよいね。