七夕の日、夢を見た。
それが後から考えると、非常に不気味な夢なのだが、自宅の神棚に男女の首がある夢だった。
生首ではなく、作り物のようで、「犬神家の一族」のスケキヨみたいなマスクをかぶっていた。
そのうち男の首が生きていて、なにか私に言いたげ。
私は神棚の前で、そこに首があることをごくふつーに感じていて、ただ「ああ、なにか言いたいことがあるんだ」みたいに思っているのだ。
夢から覚めて、すぐに由加山へ行かねばと思った。
うちの神棚には、たしかに二つのお札が祀られている。
一つは村にある氏神で、この神様は「お乳の神様」だから、女神に違いないのだ。その向かって右側に、やはり地元で初詣などもたいていそこへ行く由加山のお札がある(社の中に)。
神仏混淆の大権現、由加は厄除けの総本山である。
祭神はあまり普通の人が知らないような名前なのだが、実際、そこに封印されておられる神は、たぶん表向きとは違っているだろうと私は考えている。
どちらにしても男神には違いない。
夢でも女の首が向かって左、男の首が向かって右にあった。
しばらく由加へ参ってないので、たぶんこれは呼ばれている? と思った。
で、すぐに出かけていった。
神社の境内に入ると、「気」に感応してか、両手からびりびり「気」が放射され、右側頭部が開く感覚が。
お正月以来の参拝をした。
さすが、「7」は神の数字。