冥王星が惑星のリストから外された。
惑星と呼ぶにはあまりにも小さな星であると、もともと指摘されていた星である。
これを惑星と認めると、同じクラスの矮惑星がいくつも存在しているのを全て認めなければならなくなる。
私は個人的に冥王星の「降格」を喜ぶわけではない。
ただ以下のようなことは考える。
冥王星は「核」「地下」といった意味を持つ。
この星の登場と認識にシンクロしたように、人類は非常に危険な領域に踏み込んできた。
冥王星の軌道が海王星よりも内側に入り込んだ頃から、さらに危機は助長されたように思う。
この冥王星が惑星のリストから外されるのとシンクロして、これらの危機(核問題やテロ、地下組織)が人類の歴史から消えてなくなればいいと願う。
しかし、ことはそう簡単には行かないだろう。
すでに一度認識されたものが、意識から消滅することはなかなかないからだ。
冥王星。私もこの星の支配を受けている。なぜなら「死と再生」の星だからだ。