「デス・ノート」10巻を読んで |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

大好きな漫画、「デス・ノート」の10巻が刊行された。

魅上(みかみ)なる新キャラの登場。

こいつ、結構いい感じじゃんと思っていたら、読んだ娘も同意見。うーむ、さすが親娘。


ところで「デス・ノート」、実写映画化されるらしい。こりゃ、期待大です。

でも、大だけに映像化には非常な困難がつきまとうというのも、じつはわかっています。

「デス・ノート」は吹き出しはもちろんのこと、心の中で考えていることを文章で表現している部分がとても多く、これを映像で表現するのはかなり難しいだろうな・・・。


そうした側面を削ると、「キラ」対名探偵「L」の知的な戦いの緊迫感が薄れてしまう危険もある。

この辺をどう表現するか、文字の代わりに映像がどこまで迫れるか、創作者として興味はつきないところです。

こういうテクニックは場合によっては小説にも応用できることが多く、とても参考になるのです。


見に行かねば! と決意を固める今日のこのごろ。


ところで前々回の記事で、ノワール小説の構想があることを書きましたが、じつはこれ、「デス・ノート」を読んでいるときに発想したのですね。

良い作品にはたとえ漫画だろうが映画だろうが、やはり刺激を受けます。


しかし、内容的にはホント、かなりきわどい話なんだけどね。