雨の降る日曜に |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

昨日、岡山は雨だった。

日曜日にもかかわらず、仕事(サービス業)が休み!


こんなことは滅多にない。

で、癒しの空間へ行こうと思った。


岡山の西北部、新見にハッピーアロマという店がある。

土曜日曜はカフェ、平日はアロマテラピーやエステのお店として営業している。

どちらかというと土曜日曜のカフェにしか用がない私。

しかし、普通なら土曜日曜って休みが取れない。


行けるときに行こうと思い、オンボロ・カローラワゴンで雨の中出かけた。

自宅から車でたっぷり2時間はかかる道のり。


前に行ったときは奥さんも一緒だったので良かったが、車中は退屈。

そういえばこの雨。

久々に良く降っている。


思えば私は雨男だった。

奥さんが一緒だと、彼女の晴れ女パワーが炸裂して、これが見事に晴天に恵まれたり、降っていても車を降りるときにはなぜかやんでいるといった状態になるから不思議だ。

これもシンクロニシティの一つだろう。


到着。車を降りた瞬間、雨は土砂降りになった。

店にはいるまでの短い距離、私は雨男パワーの炸裂を実感しつつ、結構濡れてしまった。


店で待ち合わせていた知人のご夫妻と一緒にランチを食べ(このご夫婦がまたいい凸と凹)、時を過ごす。

前来たときもそうだったが、ほんとにへんぴな山の中にある静かな空間。

店の建物はご主人である若い奥さんが、お義母さんといっしょに手作りした落ち着きのある空間。

食べさせてもらえるものは、ほんとに軽い自然食といった印象。

気持ちを優しくさせてもらえる。


聞けばお店の裏山にあるお宮が、ささやかなお祭だという。

店を出てから行ってみることに。

知人のご夫妻が車で去るのを見送る頃には、なぜかまた堰を切ったようにどしゃ降りに。

「またかよ・・」

私は傘を差して急な山の斜面を徒歩で登っていくが、ジーパンはほとんど濡れて重たくなってしまった。

とどめはお宮のある場所で、周囲は笹の葉が生い茂っていて、これが濡れずにはすまないような状態。


でも意固地な性格なので、それをかき分けてずんずん入っていった。


もうお祭は終わっているらしい。

それにこの雨ではね。

私はおそらくこのあたりの地神様になるのだろう、名前もわからないお宮にご挨拶をし、思い浮かんだお願い事を一つして、その場を離れた。


帰りの道中はやはり2時間。

エアコンを利かせ、ホットで風を出していたら、ジーパンはほとんど乾いていた。


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