小さな日常の小さなシンクロニシティ |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ある意味、すっごくくだらないことを書こうと思う。

「だからどうだってんだ?」

と突っ込まれたら、二の句が継げない。


そういう程度のことだと理解した上で読んでください。


じつは今朝、未明、夢を見た。

詳しい内容は覚えていない。

ただ小さな蟻がいっぱい出てくる夢で、自分の腕にたかっていた記憶はある。

夢から覚め、水を飲み、しばらく自分の部屋で、ぼーっと座っていた。

その時に夢のことを不意に思い出し、「ああ、自分は蟻の夢を見ていたな」と考え、多分無意識にだろう、右腕に左手をやった。


そのとき。

腕から小さなノミが、ぴょんとはねた。

取り逃がした。

野放し猫を飼っている家だから、どうしてもノミはいる。

それにしても、何の符号か。

とりあえず小さな昆虫が腕にとりついていたわけである。


それからもう一度、寝た。

そして朝、娘の言葉。

「いちじくに蟻がいっぱいたかってる」

田舎のことゆえ、いちじくの木が家の側にある。

そこから家族の誰か、たぶん私の父か母がうまそうになっている実をもいできたと思われる。

テーブルの上のいちじく。

それに、じつは小さな蟻がいっぱいたかっていたのだ。


結果的に、私は無益な殺生をしてしまった(ありさん、ごめんよー)。


おかしなシンクロニシティ。

いったい何の意味があるのとは聞かないで欲しい。

聞きたいのはこっち。


あの蟻の夢は何だったの?

単なる予知夢?


だとしても、人間の感覚というのは摩訶不思議なものだと思う。