占いでもありもの書き関係でもある日記 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

このごろ、はまっている占いがある。

数秘術である。

存在自体はずっと昔から知っていて、一度は研究したこともあったのだけれど、西洋占星術の高度な占いには匹敵し得ないと思っていた。


占星術が最高に高度な占いであることに、今も疑問はない。

これに匹敵するのは、四柱推命ぐらいだと思う。

ちなみに1人の人間を占うと、西洋占星術と四柱推命では、同じ答えが導き出されることが多い。たとえば婚期とか、何年頃というのが同じように出てくる。

洋の東西で発達した占いが、1人の人間を占うと同じ結論を出してくる・・。

不思議といえば不思議だが、当然といえば当然。


1人の人間を占えば、似たような傾向が読み取れて当然だろう。


数秘術は生年月日と姓名をある法則に基づいて計算して、1、2、3、4、5、6、7、8、9、11、22の11個の数値に分類する占いだ。

ちょっとしたことから、この占いを見直す機会を得た。

そして作家110人についての統計を取ってみた。現在、第一線で活躍しておられる作家を中心に、すでに故人となった大家も含め、集計した。全体の9割は推理作家である。


そうすると、驚くべきことに作家にはある傾向、偏りが見られることが統計上判明した!

9の数字が非常に多いのだ。

あと1と8も確率的には、多い部類になる。

そして4はとても少ない。


じつは4が少ないのには、論理的な裏付けがある。数秘術では4は堅実で勤勉、忍耐強い、いってしまえば確実性を求める数で、そういうものをキャラクターに持つと、当然、作家のような冒険的な職業には向かいにくいことが考えられる。


この統計的な偏りは、有意なのか、それとも偶然か・・。

私はこれまでに自分が占った、作家でない人の統計も100人ほど集めてみた。特に知人に限定し、そのキャラクターまで自分がある程度わかっている人に限定してやってみた。


するといわゆる一般人にはそうした偏りはほとんど見られず、確率論で出てくる程度の数が並び、もちろん4も普通の出方だった。


数秘術には意味がある?


数秘術は名前も数値化するので、ペンネームというのも重要な要素になってくる。

とすると、数秘術で作家に適した名前、そうでない名前というのも判定できることになる。

ただ4がだめなわけではない。ある条件を満たした4は作家にも多いことが判明したし、とくに大ブレークするタイプの作家に特徴的な傾向もどうやらあるらしいことがわかってきた。


これはひょっとすると、とんでもない発見かも。

その人に合った、その人が才能を伸ばせるペンネームも、考案できるかもしれないのである。

これはなかなか興味深い、今後も研究を続けていく価値のある発見だった。

また何か判明したら、この場で発表します。