本当に面白い映画を久しぶりに観たというのが観終わった感想です。この映画は、平行宇宙もののSF映画です。いろいろとコメディの要素はありますが、本質的ではありません。様々な並行宇宙での異なる別々の人生が描かれ、それが融合していき、結末に向かいます。アクションシーンも凄いです。センス・オブ・ワンダーをたっぷりと感じさせてくれた映画でした。
主演のミシェル・ヨーは、人生に疲れた女性として登場しますが、どんどんカッコよくなります。「スタートレック・ディスカバリー」では、並行宇宙での女性皇帝を演じていたので、迫力も満点です。
P・K・ディック(ブレードランナーの原作者)の不条理系SF小説が好きな方には特にお勧めします