30年位前に、高円寺と阿佐ヶ谷の間くらいに住んでいました。
とても住みやすい環境で、高円寺も阿佐ヶ谷も商店街が長くて魅力的な町でした。
久しぶりに阿佐ヶ谷を探検したくて、阿佐ヶ谷駅をおりました。
南口には、有名な阿佐谷パールセンター商店街があります。
昔ながらのお店もたくさんあって、ぶるぶら歩いているだけでも楽しい街です。
ずっと歩いていくと青梅街道です。
東京メトロ丸の内線の南阿佐ヶ谷駅の前に、趣味に走った本がたくさんあって大好きだった本屋さんがあったのですが、その辺りはビルごとなくなっていて、再開発しているようでした。
ちょっと残念。
行先も決めずに、青梅街道の南側の裏道を荻窪方向に歩き始めました。
なかなか急な裏道の坂道があります。その先には善福寺川があります。
雰囲気が良いので、坂道を下っていくと、大きな公園があるようで、行ってみました。
太田黒公園です。
門をくぐると並木があります。
ずっと行くと、日本庭園があります。
ここは、音楽評論家の大田黒元雄氏が1933年(昭和8年)から住まわれた屋敷の跡地につくられた公園とのことです。
個人のお庭とは思えぬ広くてきれいなお庭でした。
何も知らなくて、突然こんなきれいで広大な庭に、荻窪の住宅街の中で出会うというのは、結構感動するものです。
お庭では、結婚式の衣装を着た男女がいて、カメラマンが写真を撮っていました。
何かのパンフに使うのでしょうか。
近くに角川庭園という庭園があるということで、さらに南に向かいます。
角川庭園に着いて入ると、この庭園は角川書店の創設者である角川源義氏の旧邸宅でした。
お庭はそれほど広くはありませんが、邸宅の中も入れ、落ち着いた良い場所でした。
歩き疲れてきたので、荻窪駅に向かって、坂を登っていきます。
改めて周りを見ると、大きくて、しゃれたデザインのお家がたくさんあります。
荻窪って高級住宅街だったのですね。
歩いてみてはじめで知りました。
面白いお散歩でした。