カラダが緊張と弛緩を自然のリズムに従って
滞りなく運営されてくると
ただ息をしているだけでも心地よくなる。
それが本来の在り方。
カラダが整ってくるほどに湯船に浸かった時の快感は薄まっていく。
湯船に浸かった時の状態と普段の状態のギャップが少なくなるほどに薄まる。
自分の本当のカラダの居心地の良さを知っていれば
居心地が悪くなればすぐに気づける。
あれっ!?
なんでこんなに居心地が悪いんだろう?
理由は大抵はすぐに思い当たる。
ヒマラヤトレッキングしていた時に久々にカラダが満ちいてる感覚を感じられたんだけど
帰国して日常生活に戻ったら心地よさを失ってしまったんだそう。
同じような経験をしたことある人は多いよね。
その方は環境の影響の大きさを感じておられたので
日本に居ながら整体指導後にカラダが満ちてきて
しかも以前から悩んでいた生理もスムースにやってきて驚かれていた。
外側の環境って要素もゼロじゃないだろうけど
大きいのは義務感からの解放。
タイムスケジュールからの解放。
ヒマラヤに居た時は内面の在り方が全然違っているでしょ。
ヒマラヤに滞在中に、それ以前からカラダにあった緊張がすべて解消されたわけじゃない。
それなのに内面の在り方が違っているためにカラダの感覚も変わってしまう。
整体指導を受けていただいたときには
心身の在り方の結果として生じた硬直を可能な限り緩めてしまったので
カラダの居心地のよさが感じられる様になってしまった。
ヒマラヤに移住することで在り方が変わってしまう人もいるし
ヒマラヤに移住しても在り方が変わらない人もいる。
日本にいたままで在り方が変わってしまう人もいるし
日本を離れることで在り方が変わる人もいる。
脳内、すなわち自動思考が変わった人は在り方が変わる。
自動思考が止まれば居場所に関係なく在り方は変わる。
世界の見方が変われば在り方は変わる。
自分の本来のカラダの居心地のよさが分かっていれば
居心地のよさが失われた瞬間が分かるようになる。
失われた瞬間に、どんな自動思考が思い浮かんでいたのか?
それが現時点での自分の世界の見方を現わしている。
「ない」という不足にフォーカスして世界を見ているのか
「ある」という豊かさにフォーカスして世界を見ているのか。
自分が握りしめているフィルター、観念が露わになる。
居心地のよさが失われた瞬間に気づけると
カラダも参加して自己対話が出来るようになる。
カラダの居心地のよさを失ってしまっているのであれば
まずは自分のカラダの心地よさを取り戻しておくのがお勧めです。
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