小学校の頃、自転車で東京駅前の八重洲ブックセンターに時々行っていた。

 

たぶんその時に迷い込んで走ったエリア。

 

お参りはしなかったんだけど

 

すごく濃厚な神社の気配を感じたのが記憶に残っていた。

 

 

 

 

 

大人になって、あの時に感じた気配はどこの神社だったんだろうと地図を確認したら鉄砲洲稲荷神社だった。

 

それから月日は流れて

 

神社参拝をするようになってからも

 

行きつけのお稲荷さんが増えてきたのに

 

何故かずっと忘れたままだった。

 

 

 

 

 

能登で被災された方がもう指導室のあるビル4階までは上がれないんだけど

 

整体指導を受けたいとリクエストいただいて伺った場所が鉄砲洲稲荷神社のすぐ近所だった。

 

 

 

 

 

鉄砲洲は江戸時代初期に埋め立てられた土地。

 

藤沢周平さんの小説にも出てきていた。

 

「用心棒日月抄」の主人公、脱藩した青江又八郎が日雇い人足で埋め立て仕事に連れていかれたのが鉄砲洲だった。

 

最寄り駅は八丁堀駅。

 

東京駅からも徒歩で20分ちょっとかな。

 

約束の時刻のちょっと前に行って鉄砲洲稲荷神社に挨拶してきました。

 

依頼者の方のいのちが元気になるよう祈願してから整体指導へ。

 

 

 

 

 

参拝した2回とも平日午前中で曇天、雨。

 

観光客ではない近所の住人や仕事の方がポツポツと雨の中でも参拝に来られていた。

 

地元に信仰が根づいているお稲荷さん。

 

濃厚なお稲荷さんの気配と共に

 

なぜだか江戸!!!って強烈に感じた。

 

これぞ江戸のお稲荷さんって。

 

神社で写真をほとんど撮らなかったので

 

記事に書くつもりがなかったんだけど

 

急に頭の中に鉄砲洲稲荷神社が浮かんでくる。

 

ググったら今日から例大祭だった。

 

5月2日~5日。

 

そういえば、神社に貼ってあったチラシには例大祭3日と記されていたっけ。

 

 

 

 

 

鉄砲洲は江戸時代初期に埋められた土地。

 

だから江戸時代初期に創建された神社だとばかり思っていたんだけど

 

どうやら遥かに古い神社だったみたい。

 

創建は平安時代初期841年。

 

この街が江戸と呼ばれる以前より

 

街の港の守護、船貿易の守護神として祀られていた生成大明神。

 

街の埋め立て拡大によって荷揚げの港が元々の沖合だった場所に移動しつづけた。

 

港の移動に伴って氏子尊崇者の願いで遷座を繰り返して現在地にたどり着いた由緒のお稲荷さん。

 

 

 

 

 

だから文字通り当時世界最大の人口を誇っていた江戸の海の玄関で

 

海の守護神として尊崇を集めていたのが鉄砲洲稲荷神社だったわけ。

 

 

 

 

 

だから参拝時になぜだか濃厚に江戸~~~を感じたのは間違っていなかった。

 

王子稲荷神社や穴守稲荷神社は江戸市外だからね。

 

おそらく江戸市中最大のお稲荷さんだったんじゃないだろうか。

 

海上貿易の商人、船乗りたちに尊崇されていたのだから。

 

ちょっと離れているんだけど実は銀座エリアの氏子神社でもあるお稲荷さん。

 

ぼくはまだ神さまの姿は見えないけれど

 

累計の参拝者の数を考えたら霊格の高いかなり大きなお稲荷さんが鎮座されている可能性大。

 

 

 

 

 

 

 

 

曇天だったので写真は暗く映っていますが

 

とっても穏やかに全身を包み込んでもらえて

 

濃厚に神さまの気配が感じられるお稲荷さんでした。

 

ザ・お稲荷さんって感じられる素敵な鉄砲洲稲荷神社。

 

思い浮かべるだけで温かい気分が湧き起こってくる。ラブラブ

 

また機会を作って参拝してみようと思います。ウインク

 

 

 

 

※追記

わざわざ祭礼の日に書きたいというインスピレーションをいただいたのでさっき参拝してきました照れ

 

 

 

 

 

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