もう数年に渡ってずっと語り掛けてくる声がある。
会社辞めたい・・・
会社辞めたい・・・
止まらない脳内の声
そしてある日、パニック症候群になって休職することになってしまったんだそう。
会社勤めしたことがある人なら
誰しもが辞めたいって思った経験はあるんじゃないだろうか。
脳内で辞めたいって声が飛び出した経験。
1回もないってひともいるだろうし
1回だけあるよってひともいるだろう。
けれども、もう数えきれないほど脳内では辞めたいって言っているんだとしたら。
脳内の声に向き合わない限り
脳内で語り掛けてくる声が消えることはない。
それは内なる自分からの声だからね。
脳内で語り掛けてくる声を無視しているとどうなるか。
死ぬときに、〇〇すればよかったと後悔を胸に抱えて旅立つことになる。
アメリカの広告代理店の社長がクライアントと話すときに
必ず行っていた質問がある。
相手は歌手やプロスポーツ選手、企業CEOなど
世間では成功者とみなされているひとたち。
その質問は
25年前の自分にアドバイスできるとしたら何と言ってあげたい?
もっとも多かった回答が
「ただ夢を追いかければいいんだよ」
って伝えてあげたいだった。
外面的な成功とはうらはらに
内面的には後悔を抱えている人が多いことを示していた。
後悔しないようにという未来の自分からのメッセージ。
この後悔をも含んだメッセージは言い換えると
自分の内なる声に従うだけでいいんだよ。
ってことになる。
無視したつもりでも
繰り返し出てくる脳内の声。
それは無視しちゃいけないメッセージ。
自分の内なる声を無視すると
どんどん自分のことが好きじゃなくなっていく。
自分の脳内の声を粗末に扱っているので
当然、内的世界が投影される現実世界でも粗末に扱われるような現実になっていく。
いずれにしても自分の声を無視していて幸せを感じることは出来ない。
実際に会社を辞めることが目標じゃなくって
自分の声を拾い上げていくことが大切。
上司や人事に打ち明けてみたら
まったく異なる別部署に異動できるかもしれない。
辞めたいと感じている自分の気持ちを書き出していったら
仕事は完璧にしなければならないという観念が原因だったと気づけるかもしれない。
嫌だと感じる原因が業務内容にあるのか、人間関係にあるのかが分かれば
自分が本当に望んでいるものが何かを明確にすることができるかもしれない。
内なる声をスルーせずに取り上げてあげると
ずっと繰り返し脳内で語り掛けてきた声は変わっていくし、静まっていく。
通勤途中に前を通るA店のパンケーキが食べた~い。
お店の前を通るたびに湧き起こっていた声も
実際にそのお店のパンケーキを食べたら声は変わるでしょ。
食べてみて自分の好みだったら
またA店に行きた~い。に変わるし。
食べてみて自分の好みじゃなかったら
もう二度とA店のパンケーキ食べた~いって声はしなくなる。
Bくんを見かけるたびにキュンとして
Bくんと付き合いたいって繰り返し語り掛けてきた脳内の声だって
実際にBくんに告白したら変わってしまう。
Bくんに振られたって
自分の内なる声を大切に扱ってあげたって事実は残る。
繰り返される脳内の声が静まっていくと
自分の人生から後悔が消えていく。
だから自愛になってしまう。
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