初めて整体指導を受けられる方には必ず

 

カラダが動き出した場合には

 

痛みや発熱が出てくる可能性があることを説明して理解していただく。

 

 

 

 

とは言っても、たいていは気持ちよく感じたり

 

起きていられないくらい眠くなったりってことがほとんど。

 

ただし、ごく稀に大きな弛緩反応や過敏反応が起こって

 

発熱したり、数日寝込んだりする人がいる。

 

 

 

 

先日も2回目の整体指導を受けた後に

 

股関節がものすごく痛くなって歩けなくなったという報告をいただいた。びっくり

 

その整体指導では

 

過去に大怪我を負った人だったので

 

打撲の呼び起こしの愉気を行っていた。

 

 

 

 

幸いにもぼくの説明を理解されていて

 

生じた痛みが過去の事故による打撲と同じことに気づかれた。

 

その事故は50年前の事故。

 

痛みが生じるまではすっかり忘れていた事故だった。

 

 

 

 

説明は受けてはいたものの

 

実際に歩けなくなってかなり不安だったみたい。

 

鈍っていた部位が痛めば気が集まってくる。

 

幸いにも歩けなかったのは1日だけで

 

カラダが変化している心地よさを感じておられた。

 

 

 

 

60年の長きにわたって原因不明の体調不良に悩まされて

 

今回の人生ではもう健やかに生活することは出来ないかもしれないと

 

半ば諦めていたらしい。

 

残りの人生に希望が持てるようになりましたと喜ばれていた。ラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

長きにわたって問題を抱えているってことは

 

カラダから回復要求が湧きおこってホメオスタシスが働いていないため。

 

ホメオスタシスが働かないのは異常を感じられていないから。

 

だからまずは感じるカラダを取り戻す必要がある。

 

感じるって、異常を異常として感じるってこと。

 

 

 

 

50年前の打撲の痛みがふたたび現れたってことは

 

その痛みは50年間ずっとカラダに存在していたんだよね。

 

鈍らせて感じないようにしていただけなの。

 

 

 

 

異常を感じていなくても、異常が無いわけじゃない。

 

異常は気が通らない部位として存在している。

 

当然、連動しているカラダの各部位へ鈍りの影響が波及していく。

 

 

 

 

波及先のカラダの各所で異常が発生しても

 

大元の打撲の異常は感じないまま

 

すなわち忘れ去られているために大元は放置されてしまう。

 

 

 

 

波及して生じている異常を調整しても対症療法になってしまう。

 

だからカラダが回復できない。

大元の異常を呼び起こして気を通してあげる必要がある。

 

 

 

 

50年前や60年前の事故ってことは

 

打撲が生じた時点のカラダの細胞は現時点には一粒だって存在していない。

 

骨や筋肉や皮膚など

 

物理的に確認できる細胞ならば通常は2年ですべて入れ替わっている。

 

細胞が入れ替わっても

 

ぼくらの記憶が残っているように

 

不思議なことに打撲の痕跡も残っている。

 

気が通らない部位として痕跡が存在している。

 

 

 

 

 

 

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