ずっと育児と介護に明け暮れて

 

我慢して生きてこられた方が来室された。

 

 

 

 

もう死にたいとまで思う時期もあった育児と介護が終わって

 

はじめて自分の時間が持てるようになったとき

 

途方に暮れてしまったんだそう。

 

 

 

 

残りの人生、何をしていこう?

 

 

 

 

そんな問いを自分に投げかけてみたら

 

自分が「ふれる」ってことが好きなことを思い出された。

 

「ふれる」ってことを自分の人生に増やしていきたい。

 

そう考えたらこころに希望の明かりが灯った。

 

 

 

 

そんなときにぼくの記事が目に止まったらしい。

 

そして、愉気でふれられる整体指導を体験したくて訪ねて来られた。

 

 

 

 

整体指導を受けたあと

 

家業が揉んだりする整体院をされておられる方だったので

 

まったく異なる「ふれる」に驚いたと感想を述べられて

 

静かに涙を流されていた。

 

 

 

 

ぼくの整体指導室は8畳のひと間。

 

待合スペースもないのでぼくと一対一。

 

 

 

 

とくに整体指導でよく気の感応が生じた場合において

 

整体指導を終えて礼をした後に

 

目を閉じて自分のカラダを味わっておられる姿をよく見かける。

 

 

 

 

お世話になったベテランの整体指導者の先生方の指導室では

 

後ろで順番を待っているひとがいるせいもあって

 

見たことのない光景。

 

 

 

 

愉気によってぼくとの自他の境目がなくなって

 

目の前のぼくの視線も気にならなくなって安心して

 

ふたたび感じられるようになったカラダの心地よさを味わってしまう。

 

カラダを感じているから、自然と頭の中では言葉が静まってしまう。

 

味わっているのは心地いい温かい静けさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、整体指導を受けた後に

 

ここに来ると永平寺を思い出すんですとおっしゃった方がいた。

 

確かに暇な時代にずっと指導室で坐禅していた過去はあるんだけど

 

永平寺を思い出されるのは

 

ご自身の内的な世界に静けさが拡がったことが理由だと思う。

 

 

 

 

他者に触れられているときに

 

さすったり、揉んだりって触れ方だと

 

受けていて自分の内的世界で静けさが拡がっていくことは難しい。

 

 

 

 

愉気の感覚でふれていくと

 

ふれられたひとにも

 

ふれている自分にも

 

不思議なことに静けさが拡がっていく。

 

 

 

 

 

 

自分の内的世界が静かになる=カラダが感じられる

 

 

これは自動思考が静まっている状態なの。

 

他者に触れられる機会があったら

 

自分の中に静けさが現れるかどうか感じてみると面白いかも。ウインク

 

 

 

 

 

 

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