整体指導後の心身の変化で下剤を飲まずに排便できるようになりましたって報告をいただいた。
え〜〜
それを聞いてビックリしてしまった
だって毎日下剤を飲まないと排便できないってことは
生物としては実は死んでたってことなんだから。
自力で排泄できるようになることが治ったってこと。
下剤を飲まないと排泄できないってことは
カラダは下剤を飲み始める以前と何も変わっていない。
現象を観るのではなく、カラダを観ると実は問題を育ててしまっている。
現象としては排泄できるようになっても
排泄できないカラダ→排泄できないカラダ+下剤
これじゃあ、カラダは何も変わっていない。
しかも下剤によって排泄できていれば
カラダは問題が起こっていることを認識できなくなるから
排泄する力はますます失われていく。
やっぱり、カラダが変わらなきゃ。
排泄できないカラダ→排泄できるカラダ
これなら自力で排泄できる力を取り戻せてる。
眠れないカラダ→眠れないカラダ+睡眠薬
見た目は眠れているように見えちゃうけど
やっぱり、カラダは全然変わっていないよね。
しかも、自然な眠りと不自然な眠りって実は全然違う。
詳しくはこの記事に書いているので興味のある方はどうぞ。
いつまでも睡眠薬が手放せないってことは
睡眠薬による眠りではカラダの緩みが起こっていないわけ。
眠りによって起こるはずの心身の緩みが本当に起これば、すぐに睡眠薬は不要になるものね。
インシュリンが分泌できないカラダ→インシュリンが分泌できないカラダ+インシュリン
やっぱり、カラダは全然変わっていない。
カラダは変っていないんだけど
目に見えて現象は変化しているので
まるで治ったかのように錯覚してしまう。
問題は変わらずあるのに
問題を認識しなくなるわけ。
しかもカラダの自力はますます失われていく。
そして認識しなくなるんだから当然感じなくなる。
問題があることを、無いことにしているんだから
カラダはますます鈍くなってしまう。
生き物にとっては
感じない=死
痛い、苦しいなどの異常感や違和感があると
回復要求が高まって
ホメオスタシスが働きだすのがこころとカラダ。
感じなくするって、とてつもなくヤバい選択なんだけど
すぐに楽になれる
すぐに苦しさから、痛みから解放されるという誘惑に負けてしまう。
その結果として世界には鈍いカラダがあふれて
ホメオスタシスが機能しなくなっていき
新しい病気が増えていってしまった。
この流れを反転させるためには
感じるカラダを取り戻すことが鍵になってきます。
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