やりたい

 

やらされてやる

 

食べたい

 

食べさせられる

 

眠りたい

 

眠らされる

 

治る

 

治される

 

 

 

 

 

 

意欲が湧きおこった自発的な行動

 

外から他動的に強制されている行動

 

って一見すると行っている行為は同じに見えるんだけど

 

結果だけじゃなくって

 

過程そのものが全然違ってしまう。

 

 

 

 

 

なぜなら

 

生き物は湧きおこる欲求に従って「生」を営んでいくことが自然だから。

 

欲求がなく行為をすることは生き物として不自然なの。

 

 

 

 

 

眠れてなくて心療内科から睡眠薬を処方されて服用されている方が整体指導を受けに来られた。

 

睡眠薬を飲んで眠っても

 

起きた時にはスッキリ感は伴わないんだそう。

 

 

 

 

 

確かに他者がその姿を見たら

 

目を閉じて意識がないんだから

 

眠っているって判断しちゃうよね。

 

 

 

 

 

ところが自然に眠気が湧きおこってきて眠りに就くと

 

弾力があるカラダであれば

 

睡眠時にはカラダが緩んで硬張りがなくなり

 

朝、起きた時には疲れが抜けてスッキリとした目覚めを迎える。

 

 

 

 

 

この自然に湧きおこってきた欲求に従って行われた行為を「眠る」と定義するならば

 

薬の力で意識をシャットダウンして活動を停止させたものは

 

「眠る」とは言えない。

 

 

 

 

 

だってカラダが睡眠をとることで達成したい目的は

 

昼間の活動によって発生した硬張りである偏り疲労の解消だから。

 

偏り疲労の解消という休息が実現できていないのなら

 

カラダ目線で言ったら

 

それはもう睡眠じゃない。

 

 

 

 

 

決定的な違いは

 

カラダから湧き起こってきた欲求があったか、否か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠くないのなら寝なければいい。

 

それで徹夜になっちゃったら翌日は確実に熟睡できてしまう。

 

 

 

 

 

人間は思考をいじくりまわすので

 

眠れなかったら明日の仕事が大変だ~

 

早く眠らないと明日の日中は眠くて大変だぞ~

 

などと未来を想像して不安を膨らませていく。

 

そして自分の思考が作り出した不安を解消するために睡眠薬に手を出す。

 

 

 

 

 

 

眠れないと訴えている老人がいたんだけど

 

昼寝をして、TVばかりを観ていれば

 

疲れていないんだから眠くならない。

 

その証拠に昼間に孫と一緒に遊んだ日には早々に眠ってしまう。

 

 

 

 

 

 

眠れないと野口晴哉先生に訴えた人がいた。

 

それならば夜中に私の将棋の相手をしたまえと

 

整体指導を終えて帰宅した先生の将棋の相手をさせられた。

 

 

 

 

 

ところが先生は睡眠時間が2時間という人。

 

眠れないと言っていた人は早々に根を挙げて

 

行方不明になったと思ったら屋敷の押し入れの中で爆睡していた。

 

以来、自分のことを不眠症とは言わなくなったらしい。

 

湧きおこってきた眠りたいって欲求に従うだけでいい。

 

 

 

欲求に従って生きる=いのちを大切にする 

 

 

 

 

 

だから欲求を無視するって

 

実は死んでいるのとなんら変わらない。

 

強制的にやらされているとすぐに目が死んでくる。

 

自発的な欲求に従って生きだすと目が輝いてくる。

 

 

 

 

 

自分はいま欲求に従って生きているか。

 

自分に問いかけるのはその1点だけでいいみたいです。ウインク

 

 

 

 

 

 

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