整体指導を行っていると
心身が緩んだことを感じとってもらったり
心身の変化を促すことができると
自然と笑顔になって喜んでいただけることが多い。
なかには湯上りみたいなポーっとした微笑みを浮かべられる方がいる。
愉気によく感応して思考が静まって
カラダモードの状態になっている方たち。
意識、思考の働きが退いて
ポカーンとしている状態といってもいい。
寝起きや睡眠前のまどろみ、変性意識状態。
カラダを感じとっている状態。
「考える」⇒「感じる」になった在り方。
自分が愉気を受けた体験から言うと
このポカーンと出来ちゃったときがとっても心地いい。
ただ呼吸しているだけで心地いい在り方。
初めて師匠の田総先生の愉気を受けたときは
うつ伏せになったぼくの背中に先生が両手を当てられると
カラダという水袋の中で
気を通された背骨が明確に知覚させられて
ものすごい安心感に包まれた。
そして自然とポカーンとした状態になっちゃっていた。
気を通されることで強烈にカラダを感じざるえない。
「感じる」ことで自然と思考が静まってしまう。
この「感じる」を取り戻すお手伝いが整体指導と言ってもいい。
ぼくらが宿っているこの「いのち」は
ほぼ100%、無意識運動によって運営されている。
その無意識運動の働きをもっとも邪魔をしているのが思考、大脳緊張になる。
だから思考が静まると無意識運動はのびのびと働けるようになる。
そして異常を回復させる働きは、まず異常を感じることでスイッチがONになる。
いずれも「感じる」状態であることが大前提になる。
無意識運動にとっては思考が静まっていることが重要なんだけど
思考が静まっている状態の表現が
ボーっとしている
ポカーンとしている
ポケーっとしている
なんとなくネガティブな文脈で使われることが多いでしょ。
ところがカラダを営んでいる無意識運動にとっては
なーんも考えていないって最強なの。
むしろバカになって欲しいわけ。
なので愉気を受けて
カラダモードになって
本当になーんも考えていないんだろうなと感じさせてくれる笑みを浮かべている方を見ると嬉しくなってしまう。
思考が静まったときに出現する
スッキリとした空気が部屋を充たしていく至福のときでもある。
※名曲「SMILE」をどうぞ。
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