あなたがこの世界に生まれて

 

今に至るまで

 

あなたと一緒にいる存在

 

それがあなたのカラダ

 

あなたは目という窓から

 

この世界を見てきた。

 

この世界を見ている意識があなた。

 

 

 

 

 

カラダが呼吸をしなくなると

 

別の次元に旅立つ。

 

臨死体験した人が

 

上空から自分のカラダが横たわっているのを見たと

 

みんな証言する。

 

この世界にカラダを残して

 

別次元にあなたが移行するのが「死」と呼ばれる現象だけど

 

あなたは「死」を体験することはできない。

 

気が付いたら、別次元にいる自分を認識できるだけ。

 

そう、実はカラダは自分ではない。

 

その証拠に

 

あなたが腕を失っても

 

目という窓から世界を見ているあなたは

 

何も変わらずに世界を見つめる。

 

 

 

 

 

目を失ったとしても

 

視覚以外で世界を認識しているあなたという意識は

 

目があったときと何ら変わらずに存在している。

 

 

 

 

 

 

外からはどうやっても破壊できないもの

 

それがぼくらの意識になる。

 

 

 

 

 

野口晴哉がいのちについて書き残している。

 

行住坐臥(ぎょうじゅうざが)、狂うことなく冒されるることなし。

 

この心、金剛不壊(こんごうふえ)にして永遠に破るることなし。

 

ウーム、大丈夫。

 

 

 

 

金剛不壊にして永遠と表現したのは

 

他でもない

 

この意識のこと。

 

 

 

 

認知機能が壊れてしまうと

 

生きているあいだは自分で世界を認識することはできないけれど

 

死によってこのカラダから旅立てば

 

意識が壊れていないことを再び認識できるようになる。

 

 

 

 

 

この意識がこの世界を体験するために必要な道具が

 

ぼくらのカラダになる。

 

ぼくらの心身は無意識の運動によって運営されている。

 

 

 

 

 

ぼくらがその営みを認識するのって

 

疲れた、痛い、辛い、苦しい、かゆい、ドキドキ、ワクワク

 

などバランスが破られたときだよね。

 

 

 

 

 

無意識の運動は24時間営業

 

1秒たりとも止まることはない。

 

止まる、即、死だからね。

 

 

 

 

 

その無意識運動を直接訓練しちゃおうというのが活元運動になる。

 

頭をポカーンとさせて

 

カラダを緩めると

 

自分の意思とは関係なく

 

カラダが動きだす。

 

 

 

 

 

それは偏り疲労を回復させようという

 

カラダの回復要求そのもの

 

赤ちゃんや、犬などが寝ているときに動いているのを見たことがあるでしょ。

 

最近は動画をアップしている方もいる。

 

その無意識運動を寝ているときではなく

 

起きている状態で発動させて訓練するというのが活元運動になる。

 

 

 

 

 

大部分の人は

 

カラダが勝手に動くだなんてあり得ないという

 

認識を常識として生きている。

 

そして24時間営業の無意識運動に目を向けることなくそのまま死んでいく。

 

たいていの人は病気になっても

 

無意識運動に目を向けてダイジョウブかい?と声をかけることもなく

 

意識でどうにかしようと病院を訪ねたり薬を飲んでみたり

 

生まれてからずっと一緒に過ごしてきた

 

無意識運動に目を向けることをしない。

 

 

 

 

 

無意識運動って、一番身近な存在にも関わらず

 

出逢うことなく死んでいく人がほとんどなの。

 

 

 

 

だから活元運動の指導で

 

「先生、今わたし動いていましたよね?」

 

って言われると嬉しい。

 

 

 

無言のまま何十年とあなたを営んできた無意識運動と

 

あなたが出逢えた瞬間を目撃できたのだから。

 

 

 

 

 

 

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