医者には異常ないと言われているんですとおっしゃる方がいらっしゃった。
自分のカラダの感覚を開拓していきたいという方以外は
ぼくの整体指導室にいらっしゃる方は大抵カラダの不調を抱えておられる。
その方はどこを触れても震えるほど痛がる。
えっ!?うそやん
誰が観ても
どうみても
異常なんですけど・・・
素朴な疑問として
どこを取り上げたら異常なしという所見が出てきたんだろう。
触診をしていなかった可能性もある。
血液検査や尿検査の数値が異常なしだったのか。
CTなどの画像検査が異常なしだったのか。
それよりも一番違和感を感じたのは
当のご本人が異常なしなんですと胸を張っておっしゃっておられたことだった。
他人になんと言われようとも
自分のカラダの感覚は
自分のみぞ知る。
だから自分が違和感を感じたり
異常を感じてるのであれば
気のせいなんかじゃない。
感覚というのは
主観がすべて。
だから医者が異常なしと言ったって
自分が異常を感じているのであれば
自分の感覚のほうが正しい。
そのことはカラダだけのことじゃない。
なんとなく
いらいらする。
なんとなく
落ち着かない。
なんとなく
焦りを感じる。
なんとなく
怒りっぽい。
なんとなく
ムカついてしまう。
心身一如
こころとカラダは同じもの。
だから、必ずな・ん・と・な・くの
原因は存在している。
なので
もし自分が異常を感じている状況で
医者から異常なしと言われたら
ちゃんと、
この人は『わかりません』って
言っているんだなって翻訳して
理解しなくちゃいけない。
自分の専門家は自分なんだから。
あえてそう伝えてあげなくちゃいけないほど
『感じる』ってことを
軽んじられている。
自分の心身においては
自分が感じていることがリアル
自分以外の誰かの説明や言葉はマトリックス(仮想現実)
頭の中の言葉を静めて
頭をぽかーんとさせて
大あくびをしているときのように
自分が『感じる』を大切にしてみてにゃ。
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