言うまでもなく

 

カラダは生きているあいだは

 

ずっと共に歩んでいくパートナー。

 

 

 

 

カラダには死にたいという機能は備わっていない。

 

 

 

 

舞台美術家の妹尾河童さんが

 

少年時代に鉄道自殺しようと

 

線路の下から頭を出したんだけど

 

列車が向かってきたときに

 

恐怖で頭を引っ込めてしまい

 

自殺に失敗してしまった。

 

 

 

 

 

 

どんなに気を病んでしまっても

 

まっすぐ立った姿勢から後ろに倒れてもらうと

 

頭を地面に打ち付けるようなことにはならない。

 

その前に足を後ろに出したりして

 

怖くて回避する動きが出てしまう。

 

 

 

 

 

 

もしあなたの近くに死にたいと

 

言っているひとがいるのなら

 

試しにその人の指をライターであぶってみるといい。

 

間違いなく

 

何するんだ、バカ野郎 ドンッ

 

熱いじゃないかと メラメラ

 

怒鳴られるか、

 

無言で睨まれちゃうこと間違いなし。

 

 

 

 

 

 

 

 

痛みや恐怖の正体は

 

あなたといういのちを守っている働き。

 

 

 

 

 

 

あなたが頭で死にたいと願っても

 

あなたといういのちは

 

最後まであなたの頭の判断に抵抗する。

 

カラダからは様々なメッセージが発せられて

 

最後まであなたの頭の判断に抵抗する。

 

 

 

 

メッセージは異常感や不快感として届く。

 

 

 

 

心地よいときにカラダを思い出すことはない。

 

息をすることすら心地よいときには

 

どこかの臓器を感じたり、メッセージを受け取ることはない。

 

 

 

 

 

会社を辞めたい

 

だけど、お金がなくて辞められない

 

家族を養っていかなくちゃいけなくて

 

辞められない。

 

悩んだ状態で

 

出勤して業務を続けていくと

 

カラダはいろんなメッセージを発信しはじめる。

 

 

 

 

 

そんな状態の自分のカラダを観察していたことがある。

 

あくまでもぼくの場合だけど、

 

クレーム対応などを続けていた日々のこと。

 

 

 

 

 

自分で確認しただけでも、こんなにメモに書き留めていた。

 

汗ばむ

 

汗の質が変わる

 

汗が臭い

 

手のひらがべたつく

 

明らかにふだんより疲労を感じる

 

息苦しくなる

 

心拍数があがり、心臓を意識する

 

視力低下

 

視野が狭くなる

 

筋肉がこわばる

 

口の渇き

 

口臭

 

食いしばり

 

下血

 

下痢

 

発熱

 

どもるようになる

 

つねに交感神経優位で

 

自律神経が乱れることで表現されるようになったメッセージたち。ゲロー

 

 

 

 

 

まあ、こんなにたくさんのメッセージを

 

受け取っていたのなら

 

そりゃ、辞めるべきだよね。

 

 

 

 

 

辞めずに放置していると

 

背骨の弾力が著しく失われていく。

 

するとカラダはメッセージすら発信することができなくなる。

 

 

 

 

 

強張りすぎて異常を表現できなくなると次の段階になる。

 

強張ってしまった背骨は

 

自分の内からの要求を表現できなくなっていく。

 

結果として

 

無表情になっていき

 

その先に自殺ということが現れてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし幸いなことに?

 

大部分のひとはカラダの感受性を鈍らせることで

 

こういった異常感を感じないようになっていって

 

ある意味、会社に、環境に、適応していく。チーン

 

 

 

 

 

当然、鈍ることで適応していっているので

 

カラダから自分の要求なども表現されなくなる。

 

いのちを大切にする=自分の要求に従って生きる

 

だから鈍り適応のひとは目の輝きを失っていく。

 

 

 

 

 

異常感というのは

 

自分を守るために

 

カラダが懸命に発しているメッセージ

 

 

 

 

だからメッセージを受信したら

 

ちゃんと向き合わなくちゃ。

 

今の状況、環境から撤退すべきかも含めてね。

 

 

 

 

 

メッセージを投げてかけてくる部位の

 

弾力を回復することができると

 

カラダはメッセージを発信しなくて済むようになる。

 

 

 

 

 

 

カラダをリセットできているあいだに

 

深呼吸できるようになっているあいだに

 

今の状況、環境について冷静に再考し

 

結果として行動できるようになっていく。

 

 

 

 

 

 

行動できるかどうかは

 

腰椎3番の弾力があるかどうかが決め手になる。

 

どんなに悩んでいようと

 

腰椎3番の弾力が失われていれば

 

決断もできないし、行動もできない。

 

だから悩んでいる人の腰椎3番の弾力を回復させてあげることは

 

決断し、行動を開始することの後押しになるわけ。

 

こころとカラダは同じものだからね。

 

 

 

 

 

 

あなたの周りで

 

どんなにあなたのことを想っているひとがいたとしても

 

人生において常に一緒にいるわけじゃない。

 

 

 

 

 

あなたが生きているあいだ

 

確実にあなたと共に一緒にいてくれる味方は

 

あなたのカラダだけです。

 

 

 

 

 

そのカラダが懸命に

 

あなたに伝えたいメッセージを

 

発しているのなら。

 

耳を傾けて欲しい。

 

今は辛くても

 

必ず、その先に

 

目が輝いている未来が待っているはずだから。

 

 

 

 

 

 

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