まさに今あなたが胸の痛みを押さえて

 

倒れこみ

 

朦朧とした意識の中で

 

救急車に搬送されたとしたら。

 

搬送先の病院での医療スタッフの慌ただしい様子から

 

あなたは敏感に感じ取る。

 

 

 

 

 

自分死ぬのかも・・・ 滝汗

 

 

 

人生という名の映画のエンドロールが流れる瞬間。

 

 

 

 

 

そのときに何が脳裏をよぎるのか

 

家族への感謝の念だけが浮かんだという方は

 

とても満足度の高い人生を歩んでこられている ドキドキ

 

幸せを感じ死を迎えられる。

 

残された家族を心配する方もいるだろう。

 

 

 

 

ちくしょう-

 

こんなはずじゃなかったのにと

 

やっておけばよかったことが思い浮かぶのであれば

 

自分の要求に向き合わなかった人生だったということ。

 

 

 

 

 

どうしてあの人に告白しなかったんだろうなんて

 

頭によぎる人もいるかもしれない。

 

告白して付き合った人とは

 

恋愛という実験で

 

うまくいかなかったという実験結果が出ているので

 

自分の中で納得できていることが多い。

 

好きだったのに、想いを抱えたまま

 

告白もしなかったという相手のことは

 

もしも、あのとき勇気をふるって告白していたら

 

という思いがピリオドを打たれずに

 

自分の中にくすぶっている。

 

 

 

 

 

 

表現せずにこの世界に出してあげなかった

 

自分の要求は

 

そうやって自分の中でくすぶり続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

脱サラして役者活動をしていたとき

 

稽古中に突然左胸にこむら返りのような、

 

筋肉がつったような痛みを感じてうずくまったことがある。

 

まさか心筋梗塞?

 

後にも先にも胸にそんな痛みを感じたのはその時だけ。

 

 

 

 

 

 

でもね。

 

救急車が呼ばれ、搬送されているときに思った。

 

今、死んでも後悔はないな自分って。

 

ひっかかったのは

 

① 親は悲しむだろうなってこと。

 

② 救急車に一緒に乗って手を握っているのが彼女じゃなかったってこと チュー

 

死ぬのなら好きな女性に抱きしめられてあの世に旅立ちたいなって。

 

 

 

 

 

でも、それくらいだった。

 

だってしたいことを今まさにやっていたんだから。

 

自分のうちなる要求に従って生きてたんだから。

 

後悔なんてなかった。

 

 

 

 

 

もし、東京海上で交通事故の示談交渉をやっていて悩んでいる時に

 

救急車に搬送されていたとしたら。

 

自分の人生、こんなはずじゃなかったと

 

頭の中はきっとちりじりになっていたと思う ガーン

 

とてもあんな穏やかな心境にはなれなかったよね。

 

 

 

 

 

ぼくが会社を辞める決断を後押ししてくれた情報がある。

 

アメリカの広告代理店の社長が

 

ビジネスで成功しているひとや

 

プロスポーツ選手

 

歌手や芸能人

 

いわゆる成功していると世間で言われている人に

 

会える立場を利用して

 

会った際に必ず質問をしていた。

 

 

 

 

 

あなたが、もし25年前の自分にアドバイスできるとしたら何を伝えたいですか?

 

 

 

 

 

2番目に多かった回答が

 

もっと家族との時間を大切にしなさい

 

というものだった。

 

 

 

 

 

 

1番多かった回答は

 

夢を追いかけなさい。

 

というものだった。

 

驚くことに、この回答には後悔が混じっている。

 

成功していると目されている人たちなのに。

 

 

 

 

 

彼らの中にさえ向き合わなかった要求があったということだ。

 

自分の中でこうしたい、

 

チャレンジしてみたいという自覚はあったのに

 

表現しなかった要求を持っていたということだ。

 

 

 

 

 

 

 

夢中になれること。

 

没頭できること。

 

時間が経つのも忘れてしまうこと。

 

考えただけでウキウキしてきちゃうこと。

 

そういった瞬間は自分の要求通りに

 

いま動けているということを示している。

 

 

 

 

 

スティーブジョブズがスタンフォード大学の卒業式のスピーチで

 

こう話している。

 

 

 

 

17歳のときに、こんな言葉に出会いました。

 

『毎日を人生最後の日だと思って生きよう。

 

いつか本当にそうなる日がくる。』

 

その言葉に感銘を受けて以来33年、

 

わたしは毎朝 鏡の中の自分に

 

問いかけています。

 

『今日死ぬとしたら、今日は本当にすべきことをするか?』

 

その答えが何日も、「NO」のままなら

 

何かを変える必要があると気づきます。

 

 

 

 

 

これは自分の要求に向き合ってきた人の言葉に他ならない。

 

いのちが輝くということは

 

シンプルにあなたの目が輝くということ ラブラブ

 

 

 

 

 

だから、いのちを大切にするということは

 

健康に気を遣ったり

 

食べ物や睡眠に気をつかって生きることじゃない。

 

自分のうちから湧き起こってくる要求に従って生きていくということ。

 

それだけがいのちを大切にするということだ。

 

 

 

 

 

師匠・野口晴哉の言葉に

 

『溌剌と生くる者にのみ深い眠りがある。

 

生ききった者にだけ安らかな死がある。』

 

 

 

 

 

 

自分の中で生まれた要求を

 

この世界に表現してあげると

 

死ぬ瞬間に、くすぶり続ける炎をこころに残さずに

 

旅立つことができる。

 

 

 

 

 

要求に向き合ってきた人生には安らかな死が訪れる。

 

 

 

 

 

 

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