慢性前立腺炎にお酒やコーヒーは良くない?アルコールやカフェインとの関係 | 前立腺炎と治療 症状や治療法・薬・漢方薬などの情報をまとめたブログです 

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前立腺炎の症状や治療法をまとめたブログです。前立腺炎は男性特有の病気ですが、急性前立腺炎と慢性前立腺炎がありますが、それぞれの症状の違いや原因、病院での検査法や治療の仕方、薬・漢方薬などの情報をまとめています。

慢性前立腺炎とは男性特有の病気で、大腸菌やクラミジアといった病原菌のほか、

 

長時間座りっぱなしの姿勢や疲労、ストレスなどで起こると言われています。

 

 

特に若い人に多く見られるのが特徴的で、治療も長期間かかると言われています。

 

 

よく前立腺炎にはお酒やコーヒーなどは良くないと言われていますよね。

 

 

お酒といったアルコールやカフェインがどのような影響をあたえるか、

 

ここで解説していきます。

 

 

アルコールが与える影響について


お酒などのアルコールが身体にどのような影響を与えるのか、

 

個人差が大きく単純とはいえない部分がありますが、

 

お酒に弱い人だと顔が真っ赤になったり、眠気を感じるといったことが起こります。

 

 

元々私達の体の中にはアルコールを分解する酵素を持っていますが、

 

人によって多い少ないといった違いがあります。

 

 

特にお酒に弱い人や飲み慣れていない人ですと、アルコールが分解する力が弱いので

 

飲み過ぎると気分が悪くなったりすることがあります。

 

 

逆に強い人ですと気分が良くなるといった効果があります。

 

 

ただアルコールを多く摂り過ぎてしまうと、心臓の働きを弱めたり、

 

血管が広がって血圧が下がったりすることがあります。

 

 

慢性前立腺炎の患者さんの場合ですと、前立腺が腫れ上がっている状態で

 

お酒を呑んでしまうと、血液の流れが悪くなることや急に早くなることもありえるため、

 

症状が悪化する可能性があります。

 

 

またおしっこを多く作る利尿作用もありますが、

 

腫れ上がっている前立腺を更に充血させてしまうので症状を悪化させてしまいます。

 

 

おしっこする時に痛みを感じたり、下腹部の違和感や痛みを感じたりする場合は、

 

なるべくお酒は控えるようにしたほうがいいと考えられます。

 

 

カフェインが与える影響について


カフェインを多く含む飲み物として代表的なのは

 

コーヒーを思い浮かべる方が多いと思いますが、

 

緑茶や紅茶、エナジードリンクなどにも含まれています。

 

 

よく仕事で眠気覚ましやここ一番!という時にコーヒーを飲んだり、

 

エナジードリンクを飲んだりする方もいらっしゃると思います。

 

 

気分を高める効果や眠気を覚ますといった効果がある一方で、

 

おしっこを多く作る利尿作用や、血管を広げる効果もあります。

 

 

あまり多く摂り過ぎると心拍数が増えて興奮や震えといった副作用があります。

 

 

また個人差によりますが、夕食後にカフェインを多く含む紅茶やコーヒーなどを飲むと

 

夜眠れないといった事もあります。

 

 

特にコショウや唐辛子などといった香辛料と同じ刺激物になりますし、

 

ここに腫れ上がった前立腺を充血させるような働きをしてしまうために、

 

コーヒーや紅茶などカフェインが含まれるものを控えるようにした方がいいと

 

考えられています。

 

 

慢性前立腺炎とお酒・コーヒーの影響まとめ


お酒は昔から「百薬の長」と言われるほど、飲み方によっては気分を良くしたり、

 

人間関係を円滑にしたりといったメリットもありますが、

 

飲み方一つによって慢性前立腺炎を悪化させるほか、ほかの病気を招くこともあります。

 

 

ただ、「飲みニケーション」という言葉がある通り、働き盛りの男性にとって付き合いなどで

 

お酒の席は避けられない部分もあります。

 

 

痛みや違和感が酷い時は避けるべきですが、どうしても避けられそうにない場合は、

 

アルコール濃度の低いお酒にするといった事も必要です。

 

 

またカフェインの含まれる飲み物や食べ物も節制することも必要です。

 

 

アルコールやカフェインといった飲み物や食べ物を摂らないことが理想的ではありますが、

 

好きな人には大変辛いことかもしれませんよね。

 

 

ただ、無闇に一切飲まないといったことも逆にストレスとなりますので、

 

運動や趣味など別のストレス発散方法を見つけるか、

 

症状が治まってからお酒やカフェインの解禁日を設けるなどといった事も必要です。