最近の体調を報告してみようと思います。

 

排尿回数:1日に平均して7回くらい。多くても10回前後。ちょろちょろと少量しか出ないときもふくめてこの程度。

 

腹痛:みぞおちもふくめ押すと圧痛がアチコチあるが、処方薬を飲み始めてからは圧痛も軽くなっている感じがする。押したりしなければ痛くないことが多い。しかし不調だと下腹部がジンジンと痛いときもある。日や時間帯によって重い・軽いがある。

 

腰痛:腰の下部がジンジン痛いことが多い。これも無症状に近いこともあれば日や時間帯によって波がある。

 

睾丸(精巣上体)痛:腰と同様、無症状に近いこともあるし、ジンジンと常に痛いときもある。日や時間帯によって波があるものの、耐え難いほどの痛みは感じない。

 

膀胱(付近)の痛み:基本的にないが早朝覚醒するときは痛いというか、独特ジーン、ツーンとする感じがある。日中に膀胱痛がすることはほとんどない。早朝覚醒は以前に比べるとむしろ多くなった気がしており週の半分くらいは明け方に目が覚めてしまいます。

 

前立腺:特に痛みも腫れも感じない。発症当初の一時期こそお尻の奥にゴルフボールが詰まったような違和感があったがしばらくして消失。直腸診でよくあるとされる前立腺の痛みは発症から一貫して感じていない。

 

みぞおちや胃付近の膨満感:軽いレベルで慢性的にある。もっとも処方薬を飲んでからは軽くなっていて食欲は復活傾向にある。

 

その他:なぜかおならが良く出た時期があった。前向きに解釈すればガスが抜けて腸の調子が良くなってきたと捉えたいところではあるが…。いわゆる迷走神経反射のような気持ち悪さ、吐き気、フラフラした感じはこの2週間ほどはない。

 

処方はサインバルタ、セルシンが基本で頓服としてレキソタンです。

サインバルタは当初40mgからスタートしましたが、症状は軽快したものの劇的な改善という感じでもなく、心療内科の医師としてはもっと効果を期待していたのか60mgに増量となりました(まだ減薬段階ではない)。

薬による副作用らしきものは自身としては感じていません。

 

というわけで、体調としてはまずまずです。

以前に比べると排尿回数が減ったのは間違いなく、また、腹部の痛みや圧痛、膨満感も消失はしていませんが軽くなったと感じています。

ですが、完治とは言い難く、処方の効果や体操といったボディワークも併用しながらしばらく経過観察となりそうです。

 

個人的には薬による治療というのもあくまで対症療法的だと思っていて、症状が完全に消えてくれればありがたいとは思うものの、そもそも症状を起こすような要因(社会的・心理的ストレス、体の歪み、自身の認知の問題)を改善しないと根治は呼べないように思っています。

ですので、薬による治療も期待半分という感じです。

 

 

体操については専門家による指導も受けていて、ヨガやピラティスに近いといえば近いのですが、特定の腰椎や胸椎を狙った体操で一般的なストレッチとは少し毛色が異なります。

 

膀胱や前立腺の急所は腰椎5番とされているようですので腰椎5番を調整するような体操とか、腸骨を上げる体操とか、いろいろやってみています。

 

腰椎5番に関していうと、とある手技療法の本では「五番を中枢とする前後運動は呼吸器の機能と関係しているが、捩り運動となると膀胱の機能、あるいは尿道、男性なら前立腺の機能と直結している。(中略)五番はいよいよ小便が出ようという時に捻じれて来るのが普通だ。(中略)そこで五番の捻じれている人は、小便がたいして溜まっていなくとも尿意をおこしたり、逆に十二分に溜まっているのに尿意を感じず。出てもチョロチョロでむくんでしまう、などという現象を起こしやすい。(中略)更に股関節の異常があると必ず腰は捻じれてしまうため、カカトの立っている側の股関節が異常を起こしている、という傾向もある。また、面白いことに、首が捻れていると、そちらからの影響で五番が捻じれるということも起こりうる。」という記載もありました。

 

「五番はいよいよ小便が出ようという時に捻じれて来る」というのが面白く、普通の人なら尿意が高まったときに5番が捻じれてくるのでしょうが、普段から5番が捻じれてしまっている人はいつも尿意を我慢しているような体質になってしまう、といえるのかもしれません。

 

なお、腰椎5番が変位するとセットで腰椎1番も変位することが多いそうで、首や股関節はもちろん、胸椎も変位したりして、体のどこかが狂ってくるとその影響は全身に波及するようです。

まあ「この骨がこういう風に変位している」なんてことは素人にはわかりにくいですが、最近は手技療法や東洋医学にシンパシーを感じているので、専門家の指摘も併せて自分でも色々と観察しています。

 

 

以下おまけの話題ですが、よく「反り腰」が良くないのではないかということも話題になるような気がしますが、これについては実際の臨床では「反りがなくなっていることからくる不調」のほうが多いようです。

 

2020.4.20 反り腰について②~どれくらいで「反りすぎ」なのか?~

※リンク先の下のほうに該当記事があります。

 

ようは、「腰は反っててなんぼ」であり「もともと反っているもの」だということです。

見た目に結構反っているけど実際にはそれでOKのことも結構ある、というか反り腰で腰痛になっていると思っているものの実際には反りがないから不調になっている、ということもままあるようです。

 

これについては自身もそう感じるところがあって、姿勢の問題になると骨盤の前傾・後傾も話題にあがりますが、骨盤の前傾・後傾と腰の反りの有無はあんまり関係がないのではないかとも想像してします。

骨盤が前傾していても、腰椎の反りが失われていることはありうると思います。

 

自身の身体については、おそらくハムストリングやお腹の奥の筋肉(大腰筋、腸骨筋、腸腰筋と呼ばれるような筋肉)が縮んでしまい、腸骨が下に引き下げられてしまっているように感じており、どちらかというと骨盤後傾になりがちなのかなと思っています。

あとは胸郭が落ちてくる結果、その負担が腰椎に押し寄せているということもありそうです。

腸骨が下に落ちる結果、腰椎も反りが失われて、腰が入らない、腰が抜けているような感じでしょうか。

前かがみになると腰が痛い、うずくなんていうのは腰椎5番の不調ですが、特に座っているときは骨盤が後傾してしまっているような気がします。

腸骨や股関節については左右差も感じていますが、左右差については不調が出る方が悪いとも限らず、右側の負担を左側で引っ張り上げる結果左が悪いように感じられるということもあるそうです。

 

自身もそうなのですが、長坐やあぐらの姿勢で腰や骨盤を立てることができない、立てにくい、なんて場合には腰椎の反りが失われていたり、骨盤後傾している可能性があって、その要因としてはハムストリングやお尻の筋肉、腸腰筋が硬い、といったことがあげられるかもしれません。

 

自身のやっている体操とは全然違うのですが、参考になりそうだと思った体操をリンクしてみます↓

 

そもそも長座の姿勢が辛い😭前屈で骨盤が立てれない人、前傾できないはココをほぐすだけで即変わる!

 

骨盤立たない😭股関節硬い😭人必見👀骨盤、股関節を柔らかくしたいならこのヨガポーズだけやればOK!

 

自身がやっている体操は、強いて言えば以下のリンクのものに近いですが、背中側に飛び出てしまった腰椎・胸椎を押し込むというか、反りを出すための体操といえそうです。

もちろん、これ以外にも色々やっていますが。

 

再び、腰もよくなる食べすぎ体操

 

呼吸については横隔膜の癒着という現象もあるそうですし、慢性的に呼吸が浅いという自覚もあるので呼吸も課題ですが、前提として呼吸が深く取れるような姿勢(肋間を開く、柔らかくする)になりたいところです。

もとい、呼吸が浅くなるようなストレス環境(緊張を強いられるような状況)から距離を置くとか、環境を変えるというのも重要でしょう。

 

ストレスについては、そもそもすべてのストレスから逃げることはできないので、何か適切な発散方法を探すほうが賢明なのかなという気もしてきます。

ストレス発散といっても、例えば飲酒・喫煙・甘いものを食べるという行為は、ある種ストレスを麻痺させて「見て見ぬようなふりをする」行為なのではないかと思われ、もっと別の発散の方法を模索すべきかなと思っています。

他人と話すというのもよいでしょうし、歌を歌うとか、リトミックのように音楽に合わせて体を動かすとか、何か自由に表現するような感じがよいのかなと感じています(楽器の練習はできないことの確認作業なのでストレスかもw)。

軽い運動はかなりよさそうに思っていますが、これも義務的にやるとストレス発散とは言えないでしょうから、気が向いたらくらいのほうがよいのかも。

 

自身は多趣味の器用貧乏のようなところもあるのですが、何か心躍る対象を見つけてみたいと感じる日々です。