最近では排尿回数も1日5回~8回程度になる日も増えてきており、結構好調な日も多いです。

腹部の張り感もやわらいでいるように感じます(現時点では、ですが)。

 

少し前から急に冷えてきたので、体の乾き現象からくる冷え性対策として、とにかく水を飲むことを実践しているのですが、おそらく最も手軽に根本改善をはかるには「水をたくさん飲むこと」が極めて重要ではないかと思っています。

 

私も含め、みなさん「どうしたらよくなるだろうか」と真剣に悩んでいらっしゃると思うので、不用意に大風呂敷を広げるわけにはいかないのですが、現時点での自身の感覚では水をたくさん飲む、というのがかなり効果的ではないかと感じています。

(例によって将来的にまた別のことを言い始める可能性があるので恐縮ですが、最近の体調に照らすに、自身としては結構手ごたえを感じています。これで根治に至るかは自身でも検証したいところです)

 

もちろん、「水を飲んでみたけど、自分はとくに変化がなかった」という方もいらっしゃるかもしれないので、全員の症状に効果があるとは申しませんが、西洋医学的には不明点も多いとされる不調なので、ここに至っては不調を抱える者が自身の体調を観察して改善策を模索するほかないと思っています。

もし、水の多飲でこういう変化があった・なかった、といったインプレッションがあれば、ぜひご自身のブログなりコメントでご報告をいただければ嬉しく思います(特に効果がなかった、というのも一つの検証ですので)。

 

もっとも、全員に効果があるとは申しませんし、現在飲んでいる薬などとの関係で水分摂取が制限されるような方がいらっしゃったら安易に実践なさらないようお願いします。

 

 

具体的な方法としては「1日2リットルくらいの水、もしくはぬるま湯を飲むことをしばらくの期間続ける」というものです。

期間としては、2、3週間~長くて3か月くらいでしょうか(自身もこの冬から春まで続けてみるつもりです)。

1日で2リットルを飲む、というのはやってみると自身にとっては結構な量でなかなか大変でしたが、最初のうちはしばらく2リットルを測るか計算するなりして、ちゃんと2リットルを達成できるよう意識したほうがよいと思います。

2リットル程度で水中毒にはならないと思いますが、気になる方は塩を耳かき一杯くらい入れた水を水筒で持ち歩くなんてことをしてもよいかと思います。

自身としては「頻尿が治まるまで水をたくさん飲み続ける」という気概をもって、これに取り組んでみようと思っています。

(ただし、途中で体調不良を感じたりしたら無理せず様子見をしてくださいますようお願いします)

 

◆濃い尿が頻尿を生む!?

最近の記事はだんだん同じことの繰り返しになってきましたが、頻尿になる要因として(整体におけるひとつの理解では)尿が濃いから、とされていて、小便が濃い(老廃物が多い)と膀胱がこれを嫌がって早く排泄しようとする。

ですので、尿をうすめるべく水の多飲という対応がありうるわけです。

自身が異様に水を飲まない体質で尿が濃いから痛いのかも、なんてことは過去記事でも書きましたが、期せずして整体的な理解と一致しているようにも思います。

 

◆コーヒーやお茶ではなく水を飲んでほしい(ただし使い方次第では効用もある!?)

コーヒーやお茶など渋みのある飲み物というのはその成分を代謝するのにたくさんの水を使うことになり、結果、体が乾く(=冷える)、という理解があります。

渋みのあるお茶など、代謝に水やエネルギーを使うものは体の水分を奪ってしまう。

代謝で水が奪われると血液もドロドロになって血の巡りが悪くなる結果、炎症を起こしている患部にも血が届きにくくなり治りが悪くなる、という関係がありうるかもしれません。

ですので、水分ではなく「水」を飲んでみていただきたいと思います(清涼飲料水なんかもよくないと思います)。

もっとも、水を浸透させるためにあえてコーヒーやお茶を飲んでから水を飲む、というやり方もありそうで、いったん代謝に負荷がかかる飲み物を飲むことで腎臓が「お! これは代謝しなきゃ」と働き始める、その働き始めたタイミングで水をたっぷり与えてやると、より水のめぐりがよくなる、ということはあるんじゃないかと思います。

 

◆冷え性や筋肉のこわばりを水の多飲で改善する

慢性前立腺炎とか間質性膀胱炎の方は冷え性の方が多いのではないかと思いますが、水を飲むと代謝が上がるということはよく言われていて、冷え性には水を飲むことが推奨されていたりします。

ですので、冷え性対策として水を飲むことがよいと思っています。

そのほか、水を飲むと筋肉の緊張・こわばりが改善されるという効果もあると思います。

筋トレをなさったことがある方ならご存じの通り、筋肉というのは水をたくさん貯えるわけですが、この水が減ってくると筋肉が硬くなってこわばってくる(脱水症状になると筋肉が痙攣したりもする)。

ついで言うと、筋トレの減量期というのは冷え性になって風邪を引きやすくなる傾向があるとよく言われますが、これも筋肉の水分量が減るから、という説明もできるように思います(冷え性になるから免疫がさがって風邪を引きやすくなる)。

冷え性になって免疫が下がり気味になると普通の細菌性膀胱炎にもかかりやすい体質になってしまうかもしれませんので、水の多飲で体温をあげることは免疫という意味でもよいのではないかと。

慢性前立腺炎とか間質性膀胱炎では骨盤底筋とか腹部の緊張がある方が多いと思いますが、水を飲むとこうした筋肉がゆるむという効果も期待できるのではないかと思います。

骨盤底筋だけでなく、背中や腰・肩のこわばりなんかもいくらか改善するのではないかと思われます。

 

◆この時期だからこそ水が大事

秋冬というのは空気が乾燥してきて、この乾燥した空気が思いのほか体を乾燥させてしまう(よって体が冷える)。

この数日は鼻水をすする方も多い印象ですが、整体の考え方では、こうした鼻水が出る現象というのも鼻の粘膜が乾いてきて、これを潤すための体の自動修復作用と捉えられるそうです(あとは首の緊張の緩和とかもありうる)。

鼻水が出てきたら体が乾いているサイン、ということですね。

慢性前立腺炎とか間質性膀胱炎は寒くなると症状が悪化するという傾向があるように思いますが、こうして寒くなって空気が乾燥しはじめたときだからこそ、水を飲むことの検証には最適だと思っています。

本格的に寒くなってからではちょっと遅いかもしれませんので、水を飲むなら今からがベストタイミングだと思います。

 

◆現代生活は体が乾く要素がいっぱい

寒くなると暖房をつけるわけですが、エアコンなどは乾燥した空気が出るのでやはり体が乾燥する(それで体が干からびて冷え体質になるかも?)。

事務職の方などは特に職場の空気が乾燥している、と感じることも多いのではないでしょうか。

また、電気マットや電気毛布というのも温かいですが、湿気はでないのでやはり体は乾くのではないかと思います。

昔の人はコタツで足だけ温めるとか、ツボ、経絡といった体の一部だけを温めて寒さをしのいでいたわけですが、現代の暖房というのは空気全体を温めるような仕組みになっているので全身干からびてしまうようにも思われます。

建築様式にしても、コンクリートでできた建物が増えたりして、建物全体の湿度調整が効かなくっているのではないかと思います(昔ながらの木造住宅は木で湿度調整ができていたのですが)。

部屋全体の空気が乾燥しているのもよくなさそうですし、このほか車の空調というのも結構乾燥するので配送業とか旅客運送とか、車の運転が仕事なんて方も空気の乾燥が体調(冷え性体質)に影響しているということはありうるかもしれません。

 

 

と、まあこんなことを考えるようになっておりまして、自身もしばらくは水を飲んでみるつもりです。

そのほか、深い睡眠のための工夫(寝る前の目・後頭部の温湿布、寝具の工夫)もいろいろ試してみる最中です。

 

体の乾き、冷えが症状の原因かというとそうとも断言できず、たぶんいくつかの条件(緊張・不安体質、日常のストレス、寝不足、尿路感染症の後遺障害、体の歪み方の傾向etc...)のうちの一つだと思いますが、水を飲むというのは手軽に取り組めて、なんだか健康効果がありそうなのでオススメできるんじゃないかと思っています。

本当は自身でちゃんと検証してから記事にしようと思っていたのですが、水を飲み始めるなら今からがチャンスなので、やや見切り発車でエントリしてみました。

ポイントは、三日坊主ではなく、しばらくの期間続けてみて体がどう変わるかを観察することだと思っています。

 

 

慢性前立腺炎治療で有名な方のブログでは水の摂取を1リットル未満に控えたほうがよい、といったことも書かれているので、この点では管理人の上記見解は真逆なのですが、水分不足で脱水になると腎臓の機能が落ちて、時には透析の必要が生じるようなこともあるとされているので、腎臓のケアの意味も含めて水は十分に摂取したほうがよいのではないかと思っています。

 

そもそも体質や体調には個人差があるわけで、こればかりは他人に言ってもなかなか通じるものではありません(同じ症状の方は一定似た傾向を持っているとは思いますが)。

そういう個人差を持った自身の体の調子を自分で感じられるようになるのが肝要と思いますので、自身も引き続き観察・検証をつづけてみようと思います。

繰り返しますが、将来的に全然別のことを言い始める可能性があるので、その点は悪しからずご了承ください。