しばらく更新をしていませんでしたが、少し前に抗生剤による治療を開始し、現在はレボフロキサシン500mgという処方で経過をみています。

 

諸症状はかなり軽くなった感覚がありますが、いまだにいくらか下腹部の違和感(軽い痛み)、排尿回数もやや多い、残尿感などがあるので、もう少し様子をみたいところです。

 

さて、今回は薬の話題ですが、この間、いくつかの薬を飲んでいて思うのは、はたしてジェネリックと先発薬には効果に違いがあるのか、ということです。

というのも、この間、排尿障害の薬や抗生物質など、いくつかの薬を飲んでいたわけですが、実際に飲む薬はすべてジェネリックでした。

国を挙げてジェネリックの普及を図っている現在、先発薬に出会うことのほうが稀になってきたのかもしれませんが、患者としては先発薬とジェネリックの効果に差があるのかどうかも、気になる点ではないかと思います。

 

この点については、よもや先発薬とジェネリックを両方飲んでみて違いを体感するなどということはなかなか実践できないので、確固たる見解もないのですが、医療者の中にはジェネリックの中には効果に乏しいものもある、と考える方も一定数いるようです。

また、ジェネリック薬を作るメーカーによる違いもありそうで、製造方法や添加物がメーカーによって異なり、その結果、効果に違いが生じるということもあるそうです。

製法・添加物等を先発薬と同一にしたジェネリックにAG(オーソライズド・ジェネリック)というものもあるようですが、薬局では置いていないところも多いらしく、また、AGの中にも品質にバラツキがあるという興味深い指摘もありました。

 

つまるところ、「ジェネリックだから効果に乏しい」というわけではなく、「ジェネリックの中には効果がイマイチなものもある」ということなのでしょう。

当ブログで何度も紹介させていただいている高橋クリニックのブログでも、ジェネリックの疑義を指摘する記事があり、患者の側も、そういうこともあるんだな、というくらいの認識は持っていてもよいかもしれません。

 

 

抗生剤でいえば、ジスロマック/アジスロマイシン、クラビット/レボフロキサシン、グレースビット/シタフロキサシン、等々いろんな薬にジェネリックが存在していますが、はたして自身が飲んでいる薬がジェネリックの場合、十分な効果があるのかも気になるところなので、服用している薬の情報もいろいろ調べてみると新たな発見があるかもしれません。

 

慢性前立腺炎がなかなか治らない患者は必然的に薬にも詳しくなる傾向があると思いますが(笑)、漫然と処方された薬を飲むばかりではなく、薬についてのいろいろを調べてみるのも治療を前進させる一歩ではないかと思う次第です。

(いわゆる「面倒な患者」になる可能性も否定できませんが……自戒を込めて)

 

 

それにしても、ここまでジェネリックが普及すると、むしろ先発薬のほうが気になってくるのは、患者の性(サガ)でしょうか。