以前のエントリで、自身の慢性前立腺炎については抗生剤による治療に乗り出すことにしたと書きましたが、その後、抗生剤の服薬を再開して、明らかに諸症状が軽快してきました。

これまでになかった改善という体感があり、現時点では、ほぼ寛解といってよい状態になっています。

 

もっとも、現時点で除菌に至っているのか、あるいはある程度菌が減ってはいるものの除菌には至っていないのか、このあたりは判断が難しいです。

除菌しきれていないと再び症状が出てくる可能性もあり、今は寛解状態でも、将来的にどういう経過をたどるかはまだ油断ができません。

今度こそ、このまま改善の方向に向かっていけばよいのですが……、見極めにはもう少し時間がかかりそうです。

 

 

さて、以前の記事では、抗生剤の副作用である偽膜性腸炎や麻痺性イレウスのような症状を自覚したことも紹介しましたが、こうした抗生剤の副作用対策として、管理人はミヤBM錠のほか、酪酸菌を含む「ビオスリー」、そして同じく酪酸菌による整腸効果が高いとされる「甘酒」を飲んでいます。

 

抗生剤による除菌効果で腸内細菌のバランスが崩れることへの対策として、これらを摂取しているのですが、このうち、特に甘酒は抜群の整腸効果があるように感じており抗生剤を服薬されている方には甘酒も大いにおススメしたいと思います

 

細菌性慢性前立腺炎や複雑性尿路感染症などでは抗生剤を4週間ほど投与するという治療がなされることもあり、長い間抗生剤を飲むことで発生する腹痛などの副作用のリスクはなるべく抑えておきたいところです。

そこで、腸内環境をケアすべく、抗生剤に耐性のある酪酸菌を増やす作戦を実践しています。

幸いにして、いまのところ、この対応は奏功しているように感じています。

 

酪酸菌の摂取のほか、実践しているのは菌の餌となるものの摂取でして、野菜類、発酵食品も意識的に多めに食べるようにしています。

管理人は、ドイツでよく食べられている「ザウアークラウト」(キャベツの酢漬け)も以前から好んで食べているのですが、これも発酵食品の仲間であり、食物繊維もありますので、いつにも増して多めに食べるようにしています。

 

 

なお、管理人はウェイトトレーニングを趣味のひとつとしていますが、トレーニーにありがちな高たんぱく質の食事は、腸内環境を乱れやすくさせると言われています。

そのため、管理人は普段からザウアークラウトや味噌汁などの食品を意識的に摂るようにしていたのですが、抗生剤の服薬中はたんぱく質の摂取も控えるようにしています。

 

というか、この1年くらいは、抗生剤うんぬんの以前に、ホエイプロテインに入っているスクラロースなどの甘味料の影響が気になり、プロテインパウダーも気が向いたら飲むくらいの頻度になっていたのですが、抗生剤の投与により、いよいよプロテインも絶って、ゆで卵も鶏ムネ肉ともおさらばしています。

(ただ、管理人自身は1日のたんぱく質摂取は、除脂肪体重×1.2~1.5倍グラムくらいで十分だと思っており、BCAAもEAAもなくてよいというスタンスなので、たんぱく質摂取は少なめなほうかもしれませんが)

 

筋トレ民は、ついつい用量依存的にたんぱく質を摂ってしまう傾向があるので、抗生剤を摂取するトレーニーはたんぱく質の摂りすぎによる腸内環境の悪化にも気を付けねばならないかもしれません。

 

話が脱線しましたが、抗生剤の服薬中は腸内環境のケアが重要で、その対策として、酪酸菌の活用、具体的にはビオスリーや甘酒をおススメしたいというお話でした。