抑鬱亭日乗 -30ページ目

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 電視台を視聴していた。

 

 1900年頃の映像をカラー化した番組である。

 今から100年以上前に英国で撮影された。

 カメラは当時の休日を撮影し、庶民の様子が写されている。

 当時の生活は厳しかったようだが、人々は余暇を楽しんでいる。

 

 カメラの前で笑う子供。

 酒を呑んだのか、ロバから2度も落ちる婦人。

 それを見て笑う隣人。

 当時の大勢の人が映っていた。

 

 2020年。

 この映像に映っていた人々は全員、この世にいない。

 映っている人の名前は誰もわからない。

 しかし、映像に記録されている全員はこの時代に確かに生きていた

 どこの誰だか分からないが、確かにこの世に生きていた。

 映っている人全員にその一生があった。

 皆、その生涯を終えている。

 

 この世に生を受けると、死から逃れることはできない。

 カネを持っていようが、社会的地位を手に入れようが死から逃れることは誰もできない。

 そして、忘れ去れててしまう。

 

 自分が生まれる前からこの世があり、死後もこの世があり続けることが不思議である。

 自分は何をしにこの世に生まれてきたのだろう。

 答えのない疑問に今日も苛まれる。

 本日は久しぶりの通院日。

 諸般の事情により、8週間ぶりの診察である。

 

 いつも通り、10分前に受付を済ませて本を読む。

 先日購入した『性からよむ江戸時代』(岩波書店、2020年)の続きを読み始める。

 予定時間が経過したが、呼ばれないため読み進める。

 面白い分野を研究している御仁の存在に驚いた。

 小林一茶の「強さ」に驚嘆する。この人物は猛者である。

 

 10分遅れで名を呼ばれた。

 いつも通りの質問に事務的に返答する。

 3分以内に片付けられた。

 

 今月の処方

 ・パキシル 40㎎

 ・トフラニール 200㎎

 ・ドラール 15㎎

 ・メイラックス 2㎎

 ・下剤

 安倍のアホボンが総理大臣の職を辞した。

 法案の強行採決等により、民主主義を破壊した。

 法案等を「丁寧に説明する」と言い続けたが、一度も納得できる説明を聞いたことはない。

 集団的自衛権の行使容認等を可能にした安全保障法、改正組織的犯処罰法の成立等を成立させた。

 法案に関する反対の声に耳を傾けず、数の論理で押し通した。

 全て安倍の自慰である。

 

 安倍の自慰の極みは憲法改正であろうが、1年の任期を残し辞意を表明した。

 これで安倍の自慰が終結した。うれしさのあまり個人的に小躍りしている。

 安倍の自慰で唯一、賞賛できるのはオバマを広島に連れてきたことである。

 戦後の総理大臣で誰もできなかったことである。

 オナニスト安倍を評価するのはこの一点のみである。

 

 次の総理大臣には、民主主義を重視してもらいたい。

 法案に対する反対意見を聴くこと。

 強行採決は絶対に行わないこと。

 これらが踏みにじるようなことをしない、良心のある総理大臣が選ばれることを願って止まない。

 

 

 日常生活でマスクの使用が必須となりつつある。

 電車に乗車すると乗客は全員マスクを着用している。

 マスクをしていない御仁を見つけるのが難しくなってきた。

 

 コロナウィルスの感染が危惧される間はマスクを欠くことができない。

 世に「マスク警察」なる御仁がいるそうだ。

 異常な正義感と攻撃性で他人を責めるという。

 そのような御仁がどこにいるのかわからないのが恐ろしい。マスクをしていれば何もされないが。

 

 マスクがパンツ化している。

 マスクもパンツも着用せねばならぬということはない。

 だが、社会的に着用を強制しつつあるように思える。

 今後、マスクは飛沫を抑える見える下着のような役割を果たすのかもしれない。

 

 下着泥棒ならぬマスク泥棒が現れる日が来ないことを祈るが、出現してほしいような気もする。

 毎年、7月か8月頃に内閣府から『経済財政白書』が刊行される。

 学部の学生の頃から読み続けている。

 『経済財政白書』は購入せずにウェブサイトから読むことができる。

 しかし、それをすると眼球に異変が生ずるであろう。

 これを読むには購入以外に方法はない。

 

 2020年の7月か8月に令和2年版が出版されるはずだが、未だ刊行されていない。

 コロナウィルスが関わっているのだろうか。

 直近の四半期の経済成長率を年率に換算すると、およそ-27%であると報じられた。

 前例のない数値である。昭和恐慌以来であろうか。

 

 コロナウィルスによる大影響にカシコイ人が翻弄されているのだろうか。

 そのような疑問が湧いてくる。

 

 夏の甲子園と同様に内閣府は経済財政白書の出版を見送るのか。

 早く読ませろ、安倍のアホボン。