西武ライオンズの松坂大輔投手が今季限りで引退することを表明した。
小生は松坂が嫌いである。
話は1998年に遡る。
1998年、第80回夏の甲子園。
当時小生が在籍していた京都成章が決勝まで勝ち進んだ。
その決勝前夜。
アナウンサーの質問に松坂は「京都成章?PLより格下でしょ」と答えた。
悪気はないだろうが、腹が立った。
対戦校に対し無礼な発言である。
「横浜の監督の指導はこの程度か」と思った。
1998年8月22日。
京都成章は松坂にノーヒットノーランで負けた。
その後のインタビューで松坂は「いつもより軽めに投げた」と答えた。
対戦校に無礼である。
この日から小生は松坂をいけ好かない御仁であると認識するようになった。
1998年、ドラフト会議。
松坂は西武ライオンズに入団することが決まった。
「プロでボコボコに打たれて、さっさと辞めろ」と小生はほくそ笑んでいた。
1999年。
松坂は16勝をマークし最多勝、新人王に輝いた。
2000年は最多勝と最多奪三振を達成した。
いけ好かないヤツである。
その後、メジャーリーグに挑戦し、再び日本球界に帰ってきた。
日本に帰ってからは以前のような活躍はできなかった。
数年前から小生は「松坂、たまには1軍で投げんかい」と応援するようになった。
小生はあの憎い選手を応援するようになってしまった。
小生が応援し始める頃には松坂の選手生命は絶たれていた。
憎い選手を応援するようになるとその選手はもう終わりである。
そして今、思う。
「ごくろうさん」と。