到来 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 2025年がやってきた。

 時間という概念を暦という人間の道具で数値化したので、2024年の次の1年が始まったにすぎない。

 本当は2025年や令和7年など存在しない。

 地球が太陽を公転し続けるだけである。

 

 以前から2025年の7月に何かあるといわれている。

 大地震、大津波、隕石の飛来、疫病等、災難が訪れる可能性が指摘されている。

 このような内容の情報を得ると、「1999年7の月」を思い出す。

 「ノストラダムスの大予言」と呼ばれた騒ぎである。

 あの日、いつも通り学校で授業を受け、早朝テストに落ちたため、追試を受けていた。

 

 2025年7月の災難はかつてのノストラダムスの大予言と大差はないだろう。

 2024年の地球規模での異常気象を指摘した御仁はいたのだろうか。

 水田に二番穂が立派に実るほど昨年は長期にわたり暑かった。

 同年の北陸方面での大きな地震を予知した御仁はいたのだろうか。

 少なくとも小生はこのような事態を事前に指摘する情報は掴んでいない。

 

 いずれ南海地震や東南海地震は発生するだろう。

 再び新型コロナウィルスや新型インフルエンザが蔓延するかもしれない。

 それらが2025年7月に生ずる根拠はどこにもない。

 小生個人は2025年8月に勝負があるため、それに向けて着々と準備を続けている。

 

 2025年7月の災難に関する情報に触れるたびに反吐が出る。