資料 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 職務上の事情により、持続化給付金に関する相談や依頼に応じている。

 基準を満たせば、法人であれば最大200万円、個人事業であれば100万円が給付される。

 手続きは難しいものではない。

 

 5月中旬頃だっただろうか。

 3月決算で忙殺されている最中に持続化給付金の申請が始まった。

 「どうしたらええんや?」という質問を受け、申請の手続きを行った。

 申請の手続きを行った個人・法人は何の問い合わせもなく、給付金を受け取った。

 

 その持続化給付金の申請は2021年1月15日である。

 それを知ったのだろう。11月に入ってから、再び手続きの申請や代行を依頼されている。

 難しいものではないので、お得意さんには無料でやっている。

 

 数日前、持続化給付金の手続きの代行を頼まれ、手続きを行った。

 今年の任意の月の売上が昨年同月の売上の2分の1以下に減少を証明する資料を提出した。

 お得意さんなので、試算表をスキャンして添付した。試算表はその月の売上や利益を細かく計算したものである。

 しかし、持続化給付金の事務局から「添付された資料を理解できない」旨のメールが入った。

 

 小生は困った。

 これ以上に丁寧な資料はない。

 給付金の審査はどのような御仁が行っているのだろう。

 試算表には売上高が明記されている。

 会計を全く知らない御仁が審査しているのだろうか。

 

 次にどのような書類を提出すればよいのだろう。