通院日 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 先日は月に一度の通院日。

 

 受付を済ませると、すぐに呼ばれた。

 いつも通り、2~3分で診察は終了する。

 

 医者の質問に「安定しています」と返答する。

 すると医者は、「安定していますねぇ」とつぶやく。

 

 個人的な事情で、次は7週後を希望する。

 即時に承諾された。

 安定しているからであろう。

 

 「7週分、薬を出しときます」と医者は言う。

 会計を済ませ、近くの薬局へ処方箋を持ち込む。

 その前に、処方箋を見ると、「50日分」と記載されている。

 確か医者は7週間分と言ったはずだ。

 

 なぜ50日としたのだろう。

 

 7日に7週間を乗ずると、「49日」である。

 この「49」を忌み嫌い、50日分を出したのだろうか。

 小生には「49」はただの数字である。

 日本の風習で忌明けは49日と定められ、この数字は忌み嫌われる。

 

 「49」という数字は「49」を指すに過ぎない。それ以上に何があるのだろう。

 

 今回の処方

 ・トフラニール 200㎎

 ・パキシル 40㎎

 ・ドラール 15㎎

 ・メイラックス 2㎎

 ・下剤