文化 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 昨日、夜にニュース番組を視聴していた。

 

 秋田県の「なまはげ」は知名度は高いものの、大きな問題を抱えている。

 若年層が都会へ流出し、集落は高齢化が進んでいる。

 かつては集落の若者が年長者から「なめはげ」を引き継いでいたが、社会は変わってしまった。

 「なまはげ」の後継者がなく、存亡の危機に瀕している。

 

 苦肉の策として、海外からの留学生の力を借り、「なまはげ」になってもらったようだ。

 現状では「なまはげ」はいずれ消失する。

 「なまはげ」の中身は年配者が多いので、いつまで続くか見通しが立たない。

 また「なまはげ」の要件は未婚の男であるが、該当者は少ない。

 

 この文化を存続させるためには「なまはげ」志願者を募集することが一つの策である。

 募集すると、ある程度の志願者は来るのではないだろうか。

 年末に「なまはげ」講習で「なまはげ」を養成してはどうだろう。

 

 小生は「なまはげ」になりたい。