虫の音 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 先日、コオロギの合唱を聴いた。

 秋が到来しつつある。

 平成最後の夏が終わろうとしている。

 

 今年の夏は例年とは異なる。

 

 大雨による災害が多発し、多くの御仁が犠牲となった。

 あの時、数年ぶりの水害を覚悟した。

 河の氾濫危険状態が数日続いた。

 

 大阪北部の地震にも驚いた。

 鼻くそをほじりながら新聞を読んでいると、大きな地震が発生した。

 阪神大震災以来の大きな揺れであった。

 

 暑い。

 暑すぎる。

 

 そして、先日の北海道の地震である。

 これまで見たことがないレベルの土砂崩れである。

 今なお、救出活動が続いている。

 

 昭和最後の夏は覚えていないが、平成最後の夏は記憶に残るだろう。