逃亡 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 本日は成人の日である。

 成人の日といえば、1月15日という古い固定観念を未だに拭えない。

 

 ニュース番組を視聴していると、成人式を前にカネだけ取り、逃亡した御仁がいるようだ。

 レンタルの振袖が届かないことや、店舗を訪れると誰もいないということが報道されている。

 

 被害者は1年程前に予約し、カネを払ったが、成人式当日にその業者が消え失せた。

 

 成人式は一生に一度である。

 小生の親族も、成人式を迎えると、方々に振り袖姿で挨拶に行く。

 

 カネだけ取って、雲隠れする御仁はどこかで天罰が下るに違いない。

 

 毎年報道されるが、小児が成人式に出席する。

 挨拶するエラい市長等に悪ふざけをする。

 今年は、袴姿の小児がテーブルに乗っていた。

 挨拶をする市長に差し入れをしようとしていた。

 

 密かに「もっとやれ、もっとやれ」と思っているのは小生だけであろう。

 小生もまだアタマの中は小児であるようだ。