パンク | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 朝から自転車で買い物に出かけた。
 小生の主たる交通手段は自転車である。

 久しぶりに乗るので、空気をしっかり注入した。
 これが悪かったのだろうか。
 
 買い物を済ませ、帰ることにした。
 急な上り坂を登りきった所でとてつもない音がした。

 「パン」

 横を通る車のタイヤがパンクしたのだと思った瞬間、自転車がガタガタと音をたてる。
 パンクしたのは自分の自転車である。
 臀部に地面の凹凸を認識する。

 タイヤがパンクした自転車をこぐのは脚力が必要である。

 およそ3km、パンクした自転車をこいだ。
 恥ずかしい。