シャープの経営が苦しいようだ。
コスト削減の切り札である人員削減を辞さないらしい。
希望退職者を募り、多めに退職金を進呈して従業員とサヨウナラする企みである。
液晶といえばシャープである。
液晶テレビが発売された頃は圧倒的な市場シェアを誇っていた。
この勢力図が日々、書き換えられているのが現実である。
寓居は今でもシャープのテレビを設置している。
携帯電話もシャープ製の物を使っていた(2年くらいで調子が悪くなった)。
業績悪化の要因は円高にあると考えられるが、もう一つ見落とせない点がある。
経営者のオツムである。
大衆が液晶テレビやプラズマテレビといった家電製品を次々と買い換えるわけが無いのに、それらに経営資源を投じていた。
テレビなど1台買えば5年くらいは買い換えないだろう。
今後、どのように再起を図るのか注目したい。