とびら | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 久しぶりにブログに紹介できる本を読了した。

 披露するに相応しくない新書を読み漁っていたためである。

 

 読了したのは下記の書籍。

 岩波文庫編編集編『読書のとびら』(岩波文庫、2011年)。

 これは岩波文庫が無料で配布する『読書のすすめ』を文庫化したものである。

 

 この本を読むと、今まで関心のなかった分野やいくつもの文学作品を通読したくなる。

 面白そうなのは荒俣宏推奨のアリストテレス『動物誌』である。

 どうやら哲学者のアリストテレスは動物に関心を寄せていたらしい。

 五百を超える生き物を詳細にわたり、記述している。


 他には、『古今和歌集』、『トリストラムシャンディ』が面白そうだ。


 『読書のとびら』は関心のなかった分野に足を踏み入れる楽しみを提供してくれる。

 コラム集なので、どこから読んでも楽しめる。


 追伸

 ピグでプリン(?)を下さった方へ。

 賞味期限内においしく頂きました。

 
「うつ」と「社会不安障害」の生態

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