クレイジー 週に何度か夜遅くの電車で帰途につく。 秋は行楽シーズン。 国籍を問わず、観光客がおしよせる。 夜遅くの電車は混んでいる。 満員に近いほど客が乗車する。 隣にいた欧米人がつぶやいた。 「オー、イッツソークレイジー」( Oh,It is so crazy) 「こんなに遅い電車なのに満員だね」という会話をする。 その御仁の故郷はこのような現象を観ないのだろう。 確かに、夜遅くの電車が混んでいるのはクレイジーである。 乗客の大半は勤め人。 そう、日本社会はクレイジーなのである。