こんにちは。

寺庭のたまごです。


これまでのお話の続きです。




大般若経


実は般若心経は

大般若経というお経を短くしたものです。


般若心経は650数文字、

大般若心経は60億800万字!!
(約500万字だという説など諸説あります。)

なんと600巻にも及ぶ超大作です。


玄裝三蔵、

インドからお経を持ち帰ってからも、

気が遠くなる翻訳作業でしたねえーん

配下の訳経僧さんたちとともに

四年余りの時をかけて

翻訳されたとのことです。




転読大般若(てんどくだいはんにゃ)



そんな汗と涙の結晶滲む大般若経を唱え、

その功徳をもって

世界の平和、参列者の平安を祈る行事が

お正月にあります。


それが

転読大般若です。



膨大な量のお経を

限られた法要の時間に

唱えきることは難しいため、




経本を僧侶が何人かで

パラパラパラ〜・・と、

パフォーマンスのようにしてめくる様子、

TVなどで見られた方も

いらっしゃるかもしれません。




(実演する和尚)

・・・

さてさて、また長くなりました。

次回に持ち越します。



最後までお読みいただき、

誠にありがとうございます!