◆一事が万事 Vol.208 「名刺って早くなくなる?」 | 岸和田(大阪)で働く社長のブログ

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株式会社エスオーシー(メディカルリネン&フードリネンのクリーニング&リース)の2代目(善野謙一)のブログです。

おはようございます、zennoです。

今日から本格的な花粉シーズン。

今日は東京日帰り出張です。



本日は「名刺って早くなくなる?」について。

皆さんは、名刺の減り方は早いですか?


私は前職時代にとにかく名刺を早くなくせと言われました。

お客様訪問をして、ご不在であれば必ず名刺を置いてくるように言われていました。

名刺を置いてこないと「訪問したこと」が伝わらない、と。



弊社でも先代の名刺にまつわる逸話があります。



①100日間通い続けると決めた。

創業間もないころ、市内の病院に100枚の名刺ケースから名刺がなくなるまで毎日通うと決めたそうです。

自分が行けない日は、嫁さんに頼んで持って行かせたそうです。

聞くことはただ一つ。


「何か洗わせてもらうものはないですか?」


契約している業者様がいるので、毎日断られ続けたそうです。

結局、その病院様とはその当時は契約に至りませんでしたが、

事務長様が根負けして他の病院をご紹介してくださいました。

ご紹介いただきました病院様とは、現在もお取引を継続させていただいております。


その後、その事務長様が転勤された後、

その当時の姿を見ておられた部下の方々が、先代を呼んで契約に至りました。

その病院様ともいまだにお取引を継続させていただいております。



②たった1枚の差。

創業して5年たったころ、中規模病院が建設されるという話を聞いて、

先代の、名刺を置いてくる営業がスタートしました。

病院開設において、クリーニング業者を決めることは最後の最後です。

それまでに決めないことは山のようにあります。


事務長様が、やっとクリーニング業者を決めようかと思ったときに判断した基準は、


「名刺の数」


地元の業者様と先代の名刺の差が、たった1枚多かったおかげで

先代に電話を入れていただいたそうです。

そのお客様も現在もお取引を継続させていただいております。



名刺は、名刺入れが住処ではありません。

たとえ、ゴミ箱に入れられようとも、お客様にお伺いしたことをお伝えすることが役目です。



名刺に趣向を凝らすことも大事ですが、

それ以前に、その名刺に「その役目をどれだけきちんと果たさせているのか?」の方が大事です。

その役目を果たさせるだけの訪問をしているのか?



名刺は、お客様とのタッチポイントの一つ。

だからこそ、名刺に名刺の役目をきちんとさせましょう!!



全ては「お客様のために」



本日も

キレイを愛し、「気持ちいい」の笑顔を届け続けます。

皆さん顔晴っていきましょう!!




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