(ちょっと誤解もありましたので、書き直しました)
C夫人。
C皇太子(当時)と再婚するときは
「皇太子妃にはならないし、将来も王妃ではなく、
国王夫人(Princess Consort)で」
ということでしたが、
その後の活動を認められ、
とうとう将来「王妃(QueenConsort)」という称号を名乗ることを
E女王から認められました。
「C… will be known as Queen Consort 」
とプラチナジュビリーの時に、
E女王は認められました。
かつて、C夫人を「邪悪な女性」と呼んだこともあるというE女王ですが、
この配慮は、心からの思いやりだったことでしょう。
(また、生涯を公爵として過ごしたご自分の配偶者のことを思われたのかもしれませんね)
しかし、その後、まもなくE女王は崩御。
そして
皇太子から国王となったCの戴冠式、
C夫人は「Queen C」として戴冠式の招待状を送っているのです。
あれ?
と思いますが、(やっぱりな)と思った人々も多かったことでしょう。
Kingの配偶者はやはりQueenなのです。
招待状には、左右に二つの紋章が。
おそらく左がC新国王で右がC新王妃の紋章なのでしょう。
そして
新王妃の紋章には、下あごから長い牙をはやしている、
醜い獣の姿が2つ…。
かつて、C夫人はD皇太子妃から「噛みつき犬」(ロッドワイラー)と呼ばれていたといわれていますが、
まさか、それですか?
そんな悪口さえも勲章としている。
完全なる勝利の姿。
C夫人からは、みじんも迷いは感じられません。
(生まれながらのクイーンだったE女王。その配偶者がキングではなかったというのも、
時代とはいえ、おかしな事だったと思います)