ちょっと用事があって(笑)、慶應大学三田校舎に行きました。
慶応大学のシンボルだという、旧図書館はどなたでも見学出来るところです。
いつも、創立者福沢諭吉先生をテーマとした展示をしています。
そこで、「巧言令色是亦礼」という言葉を見つけました。
有名な孔子の言葉は「巧言令色鮮し仁」なんですが、
「口が上手くて愛想のいい人に真の愛は無い」
という意味なんでしょうか。
私は、ずっとこれが響いていました。
しかし、「巧言令色」も大事だな、と感じることがあって。
私のライバル、「いぬ子」っていう人がいて、
「巧言令色」そのものなんです。
※「いぬ子」は、複数の人物を混ぜた存在です。
特定の人ではありません。
しかし、その「巧言令色」。自分も持たなきゃいけないな、
とつくづく感じました。
そういう風に思っていたからか、
福沢先生のこの言葉が自分の胸に飛び込んできました。
心にみじんも愛がなくても、
作れる笑顔。
しかし、それもまた「礼儀」だというのです。
けれど、笑顔を作る心のどこかをさがせば、
かけらかも知れないけど、愛があると信じたい。