ささら獅子舞と氏照さまと☆ | ゆうゆうねこの感想ブログ

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ささら獅子舞と太田家の関係を、勇み足的に調べてまいりましたが、ここで第4のささら獅子舞がやってまいりました。

 

そう、狭間の獅子舞です。八王子の獅子ですよ。

 

そうです、あの北条氏照さまおん自らの持ち物の獅子頭を賜ったという八王子のささら獅子舞です。やられました。しかも笛の名手である氏照さまは、「月の夜、自ら笛を吹いて獅子舞を鑑賞」していたのです…。

 

ご存じでしょうが、畔吉の獅子舞を見に来たという「太田氏房」とは、じつは太田三楽さまの孫娘と結婚して岩槻太田家を乗っ取った形の人で、本当は「北条氏房」であり、氏照さまの甥っ子なのです。

 

男の子に恵まれず、また地理的に岩槻に近い栗橋城で指揮を執ることも多かった氏照さまが、この甥っ子を大切にしていたのは間違いありませんし、甥っ子のほうも自分と同じ当主の弟である氏照さまをお手本にしていたでしょうし…。

 

そう考えると、やはり畔吉の獅子舞は三楽さまからは遠いものでしょうか…。

でも3人獅子舞も風流踊りから来たものだというし、12座ある片野城の「じゃかもこじゃん」は風流踊りなのではないか、とまだ少しだけ希望を持っています。

 

「自ら太田姓を名乗ったのかも疑わしい」とされる氏房ですが、しかしそれでも地元では圧倒的に太田家の人なのだということだけはそっと記しておきましょう…。

 

畔吉の獅子舞は太田家お抱えという事で、袴をつけて演じることを許された唯一の獅子舞なのだそうです。

 

 

神楽☆獅子舞スケジュール

 

八王子市 狭間のささら獅子舞    8月第3日曜日 

 

上尾市  畔吉のささら獅子舞    10月15日に近い日曜日

      藤波のささら獅子舞     10月第1日曜日

 

桶川市  松原のささら獅子舞    10月第1日曜日 

 

石岡市 根古屋のじゃかもこじゃん 11月3日