そして いろいろな人にいろいろ語られ 漫画やドラマにもなっている 「英雄」
ヤマトタケルの東征が来ます
景行天皇の皇子でオグナ命あるいはオウス命という彼は 西方のクマソタケルとイズモタケルを計略で倒し 「ヤマトタケル」を名乗るようになります
まず この「計略」がひどいと思います
クマソタケルへの「計略」もまあひどいといえるのですが
イズモタケルには親しい友人関係となって近づいていき すっかり信用したイズモタケルの剣を作り物に変えておいて 作り物の刀しか持たないイズモタケルに切りかかり殺しているのです
そして そのイズモタケルの様子を「飾り鞘 刀身なくて ああ おかしい」と 歌にして笑っているのです
これは「英雄」といえるのでしょうか
「ヤマト王権」が 全国的には人気がないのは こういうやりかたを肯定する精神性なんだと思うのです
そして そんなタケルだからなのか 景行天皇はこんどは 東方12か国を平定せよと命じます
もちろん 中央道ではありません また東海道コースです