亡くなった母の代わりに皇后になった八坂入媛命に跡継ぎの皇子が生まれて タケルは邪魔でもあったのでしょうか
そんなヤマトタケルに叔母のヤマトヒメがあの「草薙の剣」を授けます
この ヤマトヒメ命は前回東征に行ったことになっている 上毛(群馬)・下毛(栃木)の祖豊城入彦命の妹豊鍬入媛命の後 初代伊勢の斎宮になられた方です
(↑豊鍬入媛も皇女なのになぜ斎宮に数えられないのでしょうか)
なぜか 尾張でミヤズヒメと婚約し 神奈川県まで来ました
ここで ヤマトタケルは今度は国造に欺かれ火をつけられてしまいます
(ヤマト王権から見れば「国造」でも 客観的に見れば彼らはその土地の支配者です)
そして ヤマトタケルは草薙の剣で草を払い 「向かい火」をつけて逆に「国造」たちを焼き滅ぼした というのです
そしてそこを「焼津」というようになった というのです
迫ってくる火に火をつけたらやられてしまうのが普通ですが そこで勝てたから 「草薙の剣」は神宝といえるのでしょう
この 「草薙の剣」はあの 出雲のヤマタノオロチの尾から出てきたもので 本当の名前は 「天叢雲剣」です