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そろそろタイトルの「ふ」がゲシュタルト崩壊し始めますね(笑)
常に詰んでるtsumarasetaのつまらない日常-201305161009000.jpgグフの解説が済んだので、上位機種グフカスタムの解説に移ります。
あ、今回は登場作品のネタバレがあるので、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』をこれから見ようと思ってる方はごめんなさい。


MS-07B-3 グフカスタム
常に詰んでるtsumarasetaのつまらない日常-201305151418000.jpgMS-07B グフの実働データを元に再設計された機体。
装甲の材質から見直され、耐久性の向上と軽量化が両立したハイブリッドMSである。
生産数は決して多くなく、一部のエースパイロットが受領する形で局地的に配備された。
中でもノリス・パッカード中佐の搭乗機は市街地戦で多数の連邦軍MSを相手に目覚ましい戦果を挙げたとされる。
主要装備
常に詰んでるtsumarasetaのつまらない日常-201305152121000.jpg①ガトリングシールド(75㎜ガトリング砲):
グフカスタムの武装で一際目を引く遠・中距離兵装。
MSを数秒の掃射で破壊できる威力があり、装弾数も当時のジオン軍ではトップクラス。
常に詰んでるtsumarasetaのつまらない日常-201305152316000.jpg②シールド:
75㎜ガトリング砲をマウントする他に裏側にヒートサーベルを格納できる等、ウェポンラックを兼ねた盾。
ガトリング砲マウント状態ではガトリングシールドと呼ばれ、攻防一体の戦術で近距離戦闘を優位に進める事ができる。
③35㎜三連ガトリング砲
グフのフィンガーバルカンが汎用性に欠ける装備だったため、左手をマニュピレーターに戻す代わりに外付けされた中・近距離兵装。
単発の威力は低めだが一度に発射する弾数が3倍の為、充分な破壊力を発揮する。
常に詰んでるtsumarasetaのつまらない日常-201305161142000.jpg④ヒートロッド:
グフに装備された物の改良版。
鞭に細いワイヤーを採用する事で内蔵スペースが拡大し、有効射程距離が伸びている。
また、先端に分銅が備わり対象に巻き付きやすくなった他、射出時に分銅から鉤爪が展開し対象に食い込む事で用途に幅が生まれた。
「ヒートロッド」の名前は残っているものの帯熱機能は廃されている。
常に詰んでるtsumarasetaのつまらない日常-201305161144000.jpg⑤ヒートサーベル:
刃が実剣に変更され、帯熱せずとも斬撃武器として使えるようになった。
その切れ味は鋭く、ルナチタニウム製の連邦軍MSを容易に切り裂く。

常に詰んでるtsumarasetaのつまらない日常-201305161436000.jpgグフカスタムといえば、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』での活躍が有名です。
同時に、切り離して語れないのがパイロットであるノリス・パッカード中佐。
彼の人気こそがグフカスタムの人気と言っても過言ではないでしょう。
ジオン軍が極秘で進める決戦兵器開発『アプサラス計画』。
その開発主任であるギニアス・サハリンと妹でテストパイロットのアイナ・サハリンの護衛を務めるのがノリス・パッカードです。
連邦軍の大反抗作戦『オデッサ作戦』の準備に伴い、アプサラス開発基地も連邦軍に包囲され、陥落は時間の問題でした。
せめて負傷兵や非戦闘員を乗せたザンジバル級宇宙戦艦『病院船ケルゲレン』を宇宙に脱出させる為、ノリスは愛機グフカスタムで連邦軍の長距離砲撃部隊に独りで戦いを挑みます。
主人公シロー・アマダ率いる08小隊を翻弄しつつ、ケルゲレン脱出の障害となる先行量産型ガンタンクを着実に撃破していくノリス。
残る最後の1機のガンタンクを防衛するシロー・アマダの乗機ガンダムEz8と激戦を繰り広げる最中、ノリスは自分の主君であるアイナの恋人がシローであると気付きます。
自分が好敵手と認めた敵パイロットが、自分が命を賭けて守るべき人の恋人という事実に感慨を覚えたノリスに残された選択肢は一つでした。

①ケルゲレン出航に合流する時間は無い
②目の前にいる敵はボスの彼氏だから殺せない
③でも邪魔なガンタンクは1機残ってる
→『ガンダムEz8に自分を斬らせ、同時にガンタンクを破壊する』

戦術家であるノリスは、グフカスタム・ガンダムEz8・ガンタンクを一直線上に捉えていました。
そしてグフカスタムをガンダムEz8に突撃させ、わざとビームサーベルで斬られます。
ノリスは死の直前、ガンダムEz8の肩越しに35㎜ガトリング砲の掃射でガトリングを撃破したのでした。

シローを倒せぬ代わりに自らの命を犠牲にして作戦を成功させたノリスの生きざま・死にざま、鬼気迫る奮闘ぶりと独特な髪型(笑)が無ければ、グフカスタムは単なるカッコいいMSで終わっていたはず。
思えば、ガンダムに登場する機体で人気が高いものには必ず、強い個性を持つ人気のパイロットがいますね。
ガンダムが単なるロボットアニメではなく重厚なヒューマンドラマだという事を改めて実感しました。


さて、一連のグフ組立でガンプラ熱という持病が数年ぶりに再発してしまいました。
クリエイター就活用のコマ撮り作品も作り貯めなきゃいけないんですが、ガンプラも我慢できそうにありません。
なので、またこういう企画をやるかもしれません。


ではまたー