【ブカク考察158】右が三角、左が四角 | 左禅丸のミナギリの轍

左禅丸のミナギリの轍

格闘技と武術の競技者で「飽くなき求道者」であり、 
マンガ・ドラマ・謎解き好きな「大きいお友達」でもある
……つまり、サラリーマンのオッサンです。

ミナギッているらしい。

金曜土曜はジム、日曜は長めにナンバで走って、今日は朝からジム。夜はフィジカル。とてもとても順調です。


本題。
最近の週刊少年マガジン「はじめの一歩」で拳の形についてやっていました。
あれの真偽がいかほどかは分かりませんが、私自身のパンチの質が左右で明らかに違うのと、マンガでは先天的な話になっていますが、明らかに後天的なので、その話。


まず右手。高校生の頃、伝統派空手の道場に通い、当時は自分が右利きだと思い込んでいたので、とにかく右手で巻き藁を突き捲りました。
その結果、



人差し指と中指の拳骨が発達。私の場合、特に中指の拳骨が発達したので、いわゆる三角の拳です。
ピンポイントで叩けるので、パンチミットはイイ音出やすいのですが、軽いのです。


で、左。



四角なのが分かりますか?
自分が言うのもなんですが、拳全体が「一つの塊」として一体化していて、硬い何かがぶち当たる感じです。右と比べると明らかに威力があります。

これは、日本拳法時代に生まれつきは左利きだったのが分かって、失われた時間を取り戻そうと、突き捲りました。
空手時代と違うのは、縦拳、伏拳、捻り拳、波動拳と様々な形で、サンドバッグやミット、立木、拳座など、様々な物を殴って鍛えた結果だということ。

結論として、鍛え方によって、拳骨の形はどうにでもなるよ。それぞれ一長一短があるよ、ということ。

ちなみに左手は四半世紀殴り続けてこの形になったので、気長にお考えください。