きょうはくじょう(下書き)泣きましたしあわせになりたいと思って泣きましたとても気味が悪いけれどあなたを思って泣きましたぱぱが消えてからのままのように毎晩泣きました戻らない日々を思って毎晩泣きましたままもぱぱも歳を取りました一緒に過ごした日々の何倍もの時間が過ぎましたままはぱぱの一生を笑いましたままはもう泣きませんわたしは泣きましたしあわせになりたいと思ってわたしは泣きました戻らない日々を思って今日が終わるときも明日が始まるときも愛おしい細胞を思って
2014/03/29水色の車から見えた景色をときどき思い出す。雲のない空とか、海も山も川も町も、環水平アークとか、いろいろ懐かしいと思うことが増えた。怪獣みたいにごつごつした手とか、メイプルの匂いとか、睫毛の影とか、いろいろなんでも思い通りになると思ってた。不思議なことが起こるとすぐに報告した。小さいおじいさんとか、苺の男の子とか、虹色のトカゲとか、いろいろ楽しかった。いちばん言葉にしたいことをいつまでも舐めていた。どんどん小さくなっていって気がつくと失くしてた。