令和時代の人づくりに伝統再生を 全国教育問題協議会 | 日本教育再生ネットワークのブログ

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若者は国の宝です。その宝を育てるのは、教育。国の将来の礎となる教育が、様々な問題を抱え、深刻な事態に陥っています。戦後の教育行政で深刻な問題点を抱える日本の教育ですが、再生へのルートマップが必要な時。様々な問題提起ができれば幸いです。

 

子供たちの未来に希望を与えたい教育再生を願う本ブログを閲覧いただき、ありがとうございます。

 

日本の教育正常化と美しい日本人の心を育む教育をめざす一般社団法人・全国教育問題協議会(中尾建三理事長)は戦後教育で大きな問題点を残している学校教育、教科書問題、教育環境の正常化(健全化)を目指し、憲法改正を推進して美しい日本人の姿を体現する教育再生を活動の指針としています。

 

令和元年(紀元2679年)となり、新たな御代を迎える年となる中、全国教育問題協議会の役員や顧問、会員の皆様に「日本の国づくり・人づくりを考える」をテーマに800字提言を綴っていただきました。

 

全国教育問題協議会ニュース2019年6月号に掲載される内容を順次紹介していきます。

 

今回は全国教育問題協議会理事の宇野和秀氏(埼玉県)による800字提言を紹介します。

 

 

令和時代に必要な教育を今こそ考えよう

太古からの連続性と崇高な視野で歴史を学ぶ

生者と死者を繋ぐ万世一系の尊さ


全国教育問題協議会理事 宇野和秀(埼玉県)

 

 

2019年5月1日、31年間続いた平成時代が静かに幕を下ろし、令和新時代がスタートした。

 

新時代令和は日本で最初の元号「大化」(645~649)から数えて248番目にあたり、初めて日本の古典から引用されたということもあって、とても親近感の持てる元号だ。

 

 

「昭和は敗戦のどん底から国民全員が力を合わせて立ち上がり、短期間のうちに経済成長を成し遂げた時代」。

 

平成は大きな災害を経験したものの、昭和の経済発展の上で平和を満喫した時代でしたが、令和はどんな時代になるのか、どんな時代にしなければならないのか、歴史の流れの中で現代に生きる私たちに向けられた重大な問題であろう。

 

私は令和時代の人づくりに望むこととして次の二点を挙げておきたい。

 

 

第一は、歴史は切断されるものでなく、太古から連綿と続いている流れであるということを認識することである。たとえ、一度、中断したとしても、過去を見直し、過去が良きものであれば復活させる必要があるのではなかろうか。歴史の教えるとは、そういうことと私は考える。

 

第二は「子ども中心主義」という視野の狭い教育ではなく、目まぐるしく移り変わる世界の動きを広い視野に立ってどう捉えるかという生きた教育を子どもたちに実践し、自分の立っている位置がいかに狭いものであったかを子どもたちに認識させることが大切である。

 

私はこの二つに目を向けて教科指導にあたり、先人が創り上げた世界の人々が絶賛するような教育を取りもどす転機の時代であろうと考えている。

 

拓殖大学学事顧問(前総長)の渡辺利夫教授が令和元年5月3日の産経新聞に「現代に生きる者が生者である。生者を生み育んだもののほとんどが死者である」と生者と死者を定義し、その後、次のように書いている。

 

 

「現世を構成しているものが生者だけだという思想は、無数の死者たちが織り紡いできた歴史と伝統を軽視する風潮となってあらわれ、川面を漂う木の葉のような不安定な社会へと日本を誘(いざな)う。伝統から解放されて自由を与えられた個人が、寄る辺のない不安と孤立と無力感に苛(さいな)まれ、ついには自由を放擲(ほうてき)して権威主義へと逃げ込む人間性の背理は、新フロイト派のエーリッヒ・フロムによってつとに鋭く分析されている」と、この含蓄の深い言葉をかみしめて、新しい時代の幕開けとしたい。

 


天皇陛下「絆深め平和と繁栄を」

米大統領夫妻迎え宮中晩餐会

 

 

令和初の国賓として来日したトランプ米大統領夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が5月27日夜、皇居・宮殿で開かれました。

 

天皇陛下は歓迎のあいさつで、「両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、揺るぎない絆を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております」と述べられました。

 

天皇陛下はあいさつの中で、日米両国はさまざまな困難を乗り越えて相互理解と信頼を育み、強い友情の絆で結ばれていると指摘。特に近年は両国関係が芸術やスポーツなど「幅広い分野で深みを増していることを、喜ばしく思います」と述べられました。

 

自身と米国とのゆかりについても触れ、英国留学の帰途に訪問した際の印象や、皇后陛下が幼少や学生時代に米国に滞在していたことに言及。「私どもは貴国に対し、懐かしさと共に、特別の親しみを感じています」と話されました。               

 

 

【天皇陛下のお言葉全文(宮中晩餐会)】

 

トランプ米大統領夫妻を迎えた5月27日の宮中晩さん会で、天皇陛下が述べられたお言葉の全文は次の通りです。

 

この度、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ閣下が、令夫人と共に、我が国を再び御訪問になりましたことを心から歓迎いたします。

 

特に、私が皇位を継承してから最初の国賓として、今宵(こよい)、大統領御夫妻を晩餐会の席にお迎えすることができ、嬉(うれ)しく思います。

 

我が国が、鎖国を終えて国際社会に足を踏み出したのは、今から百六十五年前の一八五四年に、貴国との間で日米和親条約を締結したことに始まります。それ以来、日米両国とその国民は、様々な困難を乗り越え、相互理解と信頼を育み、今や太平洋を隔てて接する極めて親しい隣国として、強い友情の絆(きずな)で結ばれております。

 

特に近年、両国の関係が、政治や経済にとどまらず、芸術、文化、スポーツ、最先端技術など、幅広い分野で深みを増していることを、喜ばしく思います。

 

また、日米両国が困難な時に互いに助け合える関係にあることは大変心強く、取り分け、八年前の東日本大震災の折に、二万人を超える貴国軍人が参加した「トモダチ作戦」を始め、貴国政府と貴国国民から、格別の温かい支援を頂いたことを、私たちは決して忘れることはないでしょう。

 

貴国と皇室との交流の歴史にも、また特別なものがあります。私の祖父である昭和天皇は、香淳皇后と御一緒に、一九七一年、御即位後初めての外国御訪問の途次に立ち寄られたアラスカにおいて、ニクソン大統領御夫妻より、そして、一九七五年に御訪米をされた折には、フォード大統領御夫妻より、それぞれ歓迎を頂きました。

 

また、私の両親である上皇上皇后両陛下も、皇太子時代の一九六○年に初めて貴国を公式訪問された折には、アイゼンハワー大統領御夫妻始めの歓待を受けられたほか、御即位後の一九九四年には、国賓として、クリントン大統領御夫妻をはじめ貴国の国民から手厚くおもてなしいただいたと伺っています。

 

私自身の貴国との最初の思い出は、一九七○年の大阪万博であり、当時私は十歳でしたが、月の石を間近に見たことや、チャールズ・リンドバーグ飛行士に、水上飛行機シリウス号の操縦席に乗せていただいたことを、今でも鮮明に覚えています。

 

その後、一九八五年に、英国留学の帰途、貴国を初めて長期に訪れた折には、レーガン大統領から温かくお迎えいただきました。マンハッタンの摩天楼、サンフランシスコやニューオリンズの街並み、グランドキャニオンの威容など、都市や自然のスケールの大きさと多様性に強い印象を受けたことが懐かしく思い起こされます。

 

皇后も、幼少の時期をニューヨークで、また、高校、大学時代をボストン郊外で過ごしており、私どもは貴国に対し、懐かしさと共に、特別の親しみを感じています。

 

トランプ大統領御夫妻が、前回の御訪問の折にお会いになった上皇陛下は、天皇として御在位中、平和を心から願われ、上皇后陛下と御一緒に、戦争の犠牲者の慰霊を続けられるとともに、国際親善に努められました。

 

今日の日米関係が、多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ、両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、揺るぎない絆(きずな)を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております。

 

日本は、今、緑の美しい季節を迎えています。大統領御夫妻の今回の御滞在が、楽しく、実り多いものとなることを願うとともに、お二方の御健勝、そして、アメリカ合衆国の繁栄と貴国国民の幸せを祈り、杯を挙げたく思います。

 

 

【米大統領スピーチ要旨(宮中晩餐会)】

 

宮中晩さん会でのトランプ米大統領のスピーチ要旨は次の通りです。

 

天皇陛下のご即位の後、最初の国賓として、再び日本を訪問できましたことを大変光栄に思います。陛下、私と妻は、この丁重なるご招待を決して忘れることはありません。また、この威厳のある国で、日本の方々の素晴らしいおもてなしと心温まる歓迎に感謝します。

 

私は、米日間で大切に育まれてきた同盟関係について、米国民が抱く希望とともに参りました。両国のますます繁栄する関係が次なる段階に歩みを進めるに際し、米国国民は陛下の下で新しい時代を迎える日本の全ての人々に対し、幸運をお祈りしています。

 

今朝、私と妻メラニアは、光栄にも、ここ宮中で、天皇、皇后両陛下にお目にかかりました。2年前、私たちが前回日本を訪問した際には、光栄にも、現在の上皇、上皇后両陛下にお目にかかりました。日本の皇室の方々が私たちとの友好を保ってくださっていることに深く感謝申し上げます。

 

今般の訪日では、良き友人である安倍首相ご夫妻とさらに多くの時間を共に過ごせることについてもうれしく思っています。この2年間、私たちは、密接で信頼に基づくパートナーシップを育み、私たちはこれを非常に大切にしています。

 

日本の新しい元号は令和で、美しい調和を意味します。この言葉は、万葉集と呼ばれる日本古来の和歌集に由来していると伺っています。令和は、日本国民の一体性と美しさを祝福するものです。そして、それはまた、変わりゆく時間の中でも、われわれが受け継いできた伝統の中にわれわれが安らぎを得られることを思い起こさせます。

 

令和がその由来を持つ万葉集の第5巻には、2人の歌人によって書かれた文章の中に、この瞬間に関する重要な洞察を与える記述があります。その歌人の一人は大伴旅人ですが、春がもつ潜在的な可能性について書いています。もう一人の歌人は山上憶良で、一人目の歌人の良き友人であり、家族や将来の世代に対する私たちの厳粛なる責任を想起させます。

 

これらはいずれも古来の英知から受け継がれてきた美しい教えです。

 

そして今、私たちは目の前に広がる無限の可能性を喜ばしく思います。それは、技術、宇宙、インフラ、防衛、商業、外交、その他はるかに多くの分野での新たなフロンティアにおける協力です。そして、万葉集の古い和歌を日本の子供たちが受け継いできたように、私たちの同盟も受け継がれてきた豊かな財産であり、子供たちに受け継いでいかなければならないものであることを心にとどめています。

 

陛下、美しい調和の精神の下で、この新しい時代における多くの可能性を共に祝福します。過去と将来の世代への私たちの務めを心にとどめます。そして、米国と日本との間で大切に育まれてきた絆をわれわれの子孫のために守っていきます。お礼を申し上げるとともに、令和が両陛下と皇室、日本全国の人々にとって平和と繁栄の時代となることを心よりお祈り申し上げます。

 

 

全国教育問題協議会 講演会

「どこへいっちゃったの?古き良き日本人の心」

一龍斎貞花師匠が訴える

 

 

さて、「令和」元年を迎え、新時代にふさわしい教育改革がさらに推進される必要があり、「教育は国家百年の大計」という大きな流れは変わりません。

 

日本の教育正常化と美しい日本人の心を育む教育をめざす一般社団法人・全国教育問題協議会では、令和元年5月31日(金)、東京都千代田区永田町の自由民主会館で役員会、総会、研修会を開催します。

 

同日午後2時半~午後4時の研修会(自由民主会館9階901室)は入場料無料です。

 

日本の未来を心配される方はどなたでも、ふるってご参加下さい。

 

研修テーマは「美しい日本人の心の再生を求めて」。演題は「どこへいっちゃったの?古き良き日本人の心」と題して一龍斎貞花師匠が講師を務めます。


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◆場所  自由民主会館  9階901室
東京都千代田区永田町1-11ー23   電話 03-3581-6211
東京メトロ半蔵門線・有楽町線永田町3番出口下車徒歩2分

 

 

研修の集いを開く理由は次の通りです。

 

文科省が昨年10月に平成29年度の小中高校生の諸問題について発表しました。その結果、いじめが年41万件、暴力行為が約6万件、小中学生の不登校が14万人、高校生は約5万人、1年間での小中高校生の自殺件数が250人、いじめによる自殺社もいます。昨年上半期に警察が児童相談所に通報した児童は約4万人で8年前に比べて約7倍の児童虐待の事件が発生しているのが現実です。

 

子どもたちばかりではありません。物は豊かになりましたが、青少年の引きこもりが200万人、結婚した夫婦は年60万組ですが20万組が離婚、赤ちゃんを育てるより早く施設に頼もうとする親、ストレスで倒れる教師が年5000人など問題が山積しています。

 

世界には196の国と地域が存在します。日本に生まれて来て良かったという国に何をどのように再生すればよいか? 今回の集いを通じて考えて見ましょう。

 

 

【五代目 一龍斎貞花】
講談協会常任理事
一般社団法人日本演芸家連合顧問
元 東京成徳大学客員教授
前 保護司(平成28年定年退任)
元 税務大学校講師

昭和14年 愛知県生まれ
昭和43年 29歳の時サラリーマンより転身
昭和51年 五代目一龍斎貞花を襲名し真打ち
平成 2年 愛知県知事ボランティア賞受賞 毎 年 チャリティー寄席『花の会』主催
平成16年 法務省「瀬戸山賞」受賞(更生保護)

中日ドラゴンズ球団外広報 ドラゴンズより永年ファン感謝状 テレビ、ラジオで野球講談、実況放送

古典の他、音・照明・道具仕立ての立体怪談、ビジネス講談、江戸の経営コンサルタントシリーズ、仏教講談、介護講談、福祉講談、社史講談、一代記講談

保護司をつとめ、社会を明るくする運動、健全育成、非行化防止、学校、PTA等税務大学講師もつとめ法人会等幅広く活動
法人会講師、浄土宗・真言宗 豊山派・臨済宗 妙心寺派 各宗派派遣講師

 

◆話題の講談
■「東京裁判とパール判事」
復讐裁判といわれるその実態と知られざる真実の数々を国を愛す心で熱く語ります。

■「台湾に命がけのダム建設・八田興一」
不毛だった嘉南平野を台湾最大の殻倉地に変えた東洋一のダム。
台湾の小学校の教科書にのり、八田の命日に台湾総統も出席。
しかし日本の人名辞典、辞書にも紹介されていません。
魅力あふれる八田の生涯を講談でお楽しみ下さい。

■「日本ロータリークラブ創立者・米山梅吉 伝」
日本最初の信託銀行を設立。また社会奉仕のため日本ロータリークラブを創立
生涯を公益事業に捧げた米山梅吉の物語

■「日本超高層建築の父・郭茂林」
日本初の高層建築霞ヶ関ビルをはじめ、サンシャイン60、新宿副都心地
世界に肩を並べるにいたった高層建築を設計推進した郭茂林

■災害対策・福祉の名君「保科正之」
領民のための政策立案と実行力

■戦国の三名将
「蒲生氏郷」「直江兼続」「立花宗茂」

 

【主催】 一般社団法人 全国教育問題協議会


【問い合わせ先】 全国教育問題協議会
電話03-3262-6536 FAX03-3264-3829


【協賛】 全日本教職員連盟 日本教育文化研究所 全国教育問題国民会議 くらしの友社

 

 

家庭、学校、行政の責任問われるいじめ問題

 

 

「いじめ防止法」制定後も、いじめに起因する自殺は後を絶たない。

 

校内暴力事件も増加しているのが現状だ。

 

文科省も学校に必要なあらゆる種類の担い手を配置するために以下の四つが課題となっている。

 

一、中学校の生徒指導体制の強化を目指し約1600人の配置増

 

二、スクールカウンセラーを2万7500校に配置

 

三、スクールソーシャルワーカーを全中学校に1万人配置

 

四、いじめ問題に関する指導者養成研修など行政として取り組んでいるもののいじめによる悲惨な事件は解決できずに社会問題化している

 

 

最近、長崎、埼玉、神戸、青森で町や学校の過失に対する損害賠償による解決のケースが目立つ。公金によって命を保障することが果たしてベストとは言えない。とにかく年に30万人の子どもと親の悩みをいかに解決するか、家庭、校長、教師、行政の責任が今、問われている。

 

全国教育問題協議会常任理事 山本豊

 

【平成16年の小中高校における問題行為】
■いじめ発生……323142件
■いじめを苦に自殺……10件
■不登校……15万件
■校内暴力……55000件

 


「いじめ」問題の解決は学級担任教師の職務履行から

 

 

「いじめ」は人権にかかわる重大な問題であり、被害者の苦痛は自殺に追い込まれる程に極めて深刻な状況です。ところが一向に「いじめ」被害者の自殺が減らないのはなぜでしょうか。

 

その第一の原因は、学級担任教師の極めて無責任な職務怠慢です。一学級平均三十人未満の児童、生徒たちの動向は、普通に注意していればわからないはずがありません。

 

しかも、自殺に追い込まれたケースでは、死を選ぶ前に幾度となく担任の教師や学校、教育委員会などに訴えているのです。

 

広島では今年、府中町立中学生の自殺事件について同県の県議が担任の教諭を刑事告発し、受理されました。

 

長崎県では上五島町立中学校における被害生徒の両親が町と県に対し、六千万円を超える損害賠償の訴訟を提起し受理されました。このように、関係者の責任を厳しく追及することが必要です。

 

次に行政の長は、関係した担任の教師、主任、教頭、校長及び教育委員会の関係者に対して法令などに基づく厳正な懲戒処分を実施することが必要です。これまでは全国的に対応が甘すぎました。関係各位はそれぞれその責任の大きさを痛感し、厳しく対処する必要があります。

 

平成28年11月29日 全国教育問題協議会顧問 梶山茂

 

 

【都道府県別いじめ認知件数】
       認知数         千人当たり
       (件)    前年度   (件)
北海道   3544(  3669)   6.4
青 森   1225(   968)   8.6
岩 手   1816(   849)  13.0
宮 城  17614( 17567)  69.9
秋 田   1125(  1115)  11.0
山 形   4538(  2712)  36.5
福 島    882(   258)   4.1
茨 城   4719(  4706)  13.9
栃 木   2121(  2028)   9.5
群 馬   2270(  1307)  10.1
埼 玉   3098(  2907)   4.0
千 葉  26030( 20446)  39.9
東 京   8745( 10073)   7.0
神奈川   6944(  7297)   7.5
新 潟   1525(  1394)   6.1
富 山    893(   686)   7.7
石 川    700(  1014)   5.4
福 井    827(   855)   9.0
山 梨   2496(  2254)  25.3
長 野   1545(  1455)   6.3
岐 阜   2741(  3072)  11.6
静 岡   4651(  4529)  11.3
愛 知  11351( 11220)  13.3
三 重    947(  1255)   4.5
滋 賀   1534(  1331)   9.0
京 都  23973( 28118)  85.4
大 阪   5248(  5021)   5.4
兵 庫   2558(  2829)   4.2
奈 良   1377(  1298)   8.8
和歌山   3707(  2649)  33.8
鳥 取    552(   157)   8.7
島 根    703(   344)   9.1
岡 山   1073(  1023)   4.9
広 島   1628(  1126)   5.2
山 口   2206(   894)  14.8
徳 島    755(   578)   9.5
香 川    490(   270)   4.5
愛 媛   1943(   682)  12.7
高 知    716(   540)   9.4
福 岡   3782(  1441)   6.8
佐 賀    283(   238)   2.8
長 崎   2065(  1955)  13.0
熊 本   3057(  3925)  15.0
大 分   3223(  3496)  25.3
宮 崎   8637(  9452)  66.0
鹿児島   5171( 14240)  26.4
沖 縄   1029(   560)   5.1
合 計 188057(185803)  13.7

 

 

一般社団法人・全国教育問題協議会は、いわゆる保守とか革新、右とか左と二分してとらえられがちですが、特定のイデオロギーを主張している団体ではありません。

 

日本の教育を通じて美しい国にしようと集う団体です。

 

このたび、全国教育問題協議会は同会顧問の日本教育史研究の権威である杉原誠四郎・元武蔵野大学教授の監修をたまわり、総力を挙げて「教育に関する勅語Q&A」を発刊しました。

 

一人でも多くの方々がご一読いただければ光栄です。

 

お問い合わせ、ご購読、ご注文全国教育問題協議会オフィスまで。

電話03-3263-6536 FAX03ー3264ー3829 ご注文(クリックするとご注文フォームに飛びます)

 

一般社団法人・全国教育問題協議会であなたも「美しい日本人の心」を大切にするため、一緒に「教育は国家百年の大計」「国づくりは人づくり」をやってみませんか?

 

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全国教育問題協議会の第38回教育研究大会に参加した一般参加者のご意見、ご感想を紹介します。

 

【参加者のご意見・質問内容】


▽いま学校教育における部活動について見直す時が来ています。部活動、とくに運動クラブが活発なのは児童生徒の非行防止のためという人がいるが、本当なのでしょうか。部活動が活発に行われるため教師の業務がおろそかになったり、父兄も経済的、精神的負担が重荷になっている現実をいかに考えたら良いか(埼玉 K氏)

 

▽私はゆとり教育には反対です。鉄は熱いうちに打てと言う言葉がありますが、若いうちに頭を鍛えることが大切でしょう。国語、算数がわからない子をなくするように学習内容を減らさず、教師の数を減らさず、学校教育の意味を真剣に問い直すべきです。(東京 M氏)

 

▽時代の変化で学校教育の内容が変わるのは当然です。AIの普及による働く仕事も少なくなるし、外国人も日本在住者も増加することによって外国籍を持つ児童生徒に対する科目をいかに取捨選択するのか考える必要がありましょう(東京 N氏)

 

▽対教師暴力が先日、NHKで放送されました。男性教師が生徒に授業中、胸ぐらをつかまれ罵倒されているのに教師はやられっぱなし。また、女性教師が金属バットで後頭部をたたかれ重傷を負ったケースなど、最低限の体罰指導は必要と思うが、どうとられたらよいか(千葉 O氏)

 

▽学校教育において指導内容を学ぶにあたり、大切なのは「なぜ、この教科を学ぶのか」を児童生徒に学ぶ目的を子どもたちに教えることが大切です。また、道徳教育を軽視し、無視する教師には本当の教育はできないと考えますが、この件について答えて下さい(埼玉 U氏)

 

▽昭和のオリンピックのころは「国民の祝日」には日の丸を掲揚している家がありましたが、いまは国旗を掲揚している家を見かけません。憲法改正するより前に学校や家庭で国旗掲揚する社会を作ることが先だと考えます。町内会や自治会の協力が必要でしょう(東京都 K氏)

 

▽本日のテーマ「国づくり人づくりのあり方を求めて」とありますが、国づくりと人づくりの根底に健全な家庭が重要です。国づくりと人づくりの間で大切なのは家庭であることを明記して真正面から取り組むべきではないでしょうか(埼玉県 S氏)

 

▽朝日新聞が従軍慰安婦について事実無根の虚偽の報道をした誤報をした事件があったが、このたび朝日新聞が英文で日本軍の強制性奴隷性を印象操作して日本の戦後の誤っ歴史を世界に誤報発信している。この朝日新聞の犯罪報道に罰則を命じる法律はないのか(東京 T氏)

 

 

【いま日本の教育問題は何か】

 

昨年、一般社団法人・全国教育問題協議会は全国の役員、会員、全日本教職員連盟の役員など400名を対象にアンケート調査を実施し、その結果は下記の通りでした。数字は関心の高い順です。

 

■学校教育
1 道徳教育の欠落
2 いじめの多発化
3 教員の反体制運動
4 教科書の採択
5 ジェンダーフリー運動

 

■教育環境
1 家庭の教育力の低下
2 性情報の氾濫
3 スマートフォンの乱用
4 対教師暴力の増加
5 教育行政の形骸化

 

■社会風潮
1 偏向するマスコミ報道
2 親の教育観の欠落
3 忙しすぎる教員勤務
4 不完全な日本国憲法
5 教育軽視の風潮

 

全国教育問題協議会は「人づくりなくして国づくりなし」をモットーに日本の教育正常化を目指して結成して41年となる一般社団法人です。

 

 

 

 

◆一般社団法人・全国教育問題協議会 (全教協)は昭和52年に結成され、40年以上、要望活動、提言活動、研究活動、情報宣伝活動をしている「美しい日本人の心を育てる教育」を推進する民間人による全国組織です。

 

とくに自民党の教育公約について「青少年健全育成基本法」の制定実現を核に要望しました。

 

 

【教育問題についての要望書】

 ■青少年健全育成基本法の制定

■教員の政治的中立の徹底をはかり、教員の過剰な政治活動に罰則規定を設ける

■教育長を教育委員会の責任者とし、教育委員会制度を抜本改革する
■教科書検定基準を抜本改善し、近隣諸国条項を見直す
■道徳教育の徹底を図り、道徳教育の教科化を実現する


【文教予算ならびに税制改正に関する要望書】

■教育への支出を未来への先行投資として文教関連予算を確保する

■義務教育費の全額国庫負担制度の実現

■児童・成都の学級定数の改善と教職員定数の改善

■いじめ防止対策法に関する財政措置を講じる

■新しい教科書発刊の際、見本本の配布費用は国庫負担にする

■教育・文科・スポーツ介護などのボランティア活動に対する寄付行為に対し、税控除の対象とする

■教員(公務員)への締結権を与えたり、人事院を廃止することに反対する

日本の教育再生を目指す一般社団法人・全国教育問題協議会(全教協) の活動に参加したい一般の方々、法人の方々は随時入会可能です。入会したい方はお申し込み下さい(←ここをクリック)

 

一般社団法人・全国教育問題協議会であなたも「美しい日本人の心」を大切にするため、一緒に「教育は国家百年の大計」「国づくりは人づくり」をやってみませんか?

 

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